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【金曜日の絵本棚】ツバメってどこから飛んできてるか知ってる?大人の学び直しにも効く『ツバメのたび』

鎌倉駅では、一つの改札が通り抜けできなくなっています。
その理由は、ツバメが子育てをしているから!
ツバメのふんが落下してくる恐れがあるので、巣の真下の改札を使用中止としているのです。

東京新聞の記事にもなっていました。

観光の方などでにぎわう鎌倉駅ですが、上を向いて巣の様子を眺めている人もいます。利用者が多い鎌倉駅ですが、ツバメの子育てを応援している雰囲気が、のどかで良いなぁと感じています。


春先から初夏にかけて、街の中でツバメが子育てをしている場面によく出会います。よく見かけるけど、実はあまり知らないツバメの生態。とっても興味深い絵本に出会ったので紹介したいと思います。

ツバメのたび 5000キロのかなたから

我が家の子どもたちは鈴木まもるさんの絵本が大好き。特に、乗り物のシリーズが好きで、よく読みました。鈴木まもるさんは絵本作家の他に、鳥の巣研究家としても活動されているようです。そういえば、のりものの絵本の絵を細かく見ていると、街中の描写の中に、”鳥の巣研究所”の建物が描かれていることもありました。こういう発見が絵本の楽しさの一つでもあります。

さて、ツバメのたびですが、この絵本によると約5000キロ離れた東南アジアから春になると子育てのためにやってくるのだそう。小さな体で、どこを飛んでどうやって休んでやってくるのか、なぜ迷わずに日本に来られるのか、などまだまだ解明されていない不思議がたくさんあるのだとか。

子どもたちと一緒に読みながら、まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと、子育てをしながら私は学び直しをしているなぁと感じた1冊でした。

絵本紹介note、ネタはたくさんあるので(笑)定期的に更新していきたいと思っています。ちょっと試しに、毎週金曜日の更新を目標にやってみます!
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