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あえて言う、『私、寄付してます!』

コロナ禍の今だからこそ、あえて寄付のお話を。


”寄付してる”ってとても意義があることだけど、それを言うのは良くないよな〜と思ってました。カッコつけてる感じがするし。

・・・と、思っていたのですが、投資仲間かつ私に寄付の面白さを教えてくれた人が『寄付していることは周りに言った方が良い。そうすれば社会問題やそれに対する支援団体のアプローチが知られていくきっかけになるから。』とお話ししてくれたことがあり、ものすごく納得したので私も言います。

私、寄付してます!

そしてその人が言っていてもう一つ腑に落ちたのがこの一言。
『投資も寄付も、未来を作るという意味では同じこと』

投資のリターンは経済的リターン、寄付のリターンはより良い未来、なのだなと。

経済的リターンの恩恵を受けるのは私一人だけど、より良い未来の恩恵を受けるのは社会全体。

色々な社会問題はあるけれど、私は特に子供に関することが気にかかるので、それをテーマに寄付しています。

今回は私が寄付している/寄付した団体を紹介したいと思います。

認定NPO法人PIECES

ニュースで見聞きする虐待の事件、本当に痛ましく、何かできることはなかったのだろうか、どうしたら悲しい事件が無くなるのだろうかと思っていた時に見つけた団体がPIECES。マンスリーサポーターとして寄付しています。

実は今日もここ日本で、おおよそ5日に1人、虐待によって子どもが亡くなっています。死亡には至っていないものの、虐待を受けていると考えられる子どもは12万人以上。不登校の児童生徒数は約12万人にものぼります。

今日一日を安心して暮らせていない子どもたちが、私たちが平和に暮らすこの街には溢れているのです。それらの表面化した課題の背景には、共通して潜む「孤立」という課題があります。

虐待と貧困は密接に関わっているものの、比較的裕福な家庭であっても十分な養育を受けられていない例もあるのだそう。

虐待やネグレクトが生じる可能性が高い家庭の要因としては、ひとり親家庭や離婚や再婚などの家庭状況の変化、親自身の精神的健康、親の産後うつなどの抑うつ傾向、親の低年齢、地域での孤立、子どもの発達特性、子どもの人数、そして家庭の経済状況(貧困)等があることがこれまでの調査からわかっています。

こうした状況にある子どもたちは、自分自身への信頼感、他者や社会への信頼感を失い、主体性や将来を考える気力すらなくなっていることがあります。そういった状態にあると、誰かに頼ることができず、社会から孤立していきます。

家庭で、地域で、学校で孤立してしまう子供が”信頼できる他者”に出会えるよう市民育成事業等の活動を行なっているのがPIECESです。

PIECESは、自立とはたくさんの依存先があることだと考えています。
抱えている課題やできないことをサポートしていくだけではなく、子どもたちの興味関心に寄り添って、できること・好きなことを起点として、役割をつくったり、たくさんの信頼できる大人との出会いやコミュニティを接続していくことこそが自立につながっていくと考えています。

イベント企画等、情報公開も積極的にしてくださっている印象。PIECESの空気感を知ることができると思います。一度だけ参加したことがありますが、代表理事の小澤いぶきさんも素敵な女性だったし、寄付している方たちも良い印象の人が多かった。また参加したいなぁ。

※認定NPO法人PIECESへの寄付金は確定申告によって寄附金控除を受けることができます。


認定NPO法人カタリバ

東日本大震災が発生した時、東北出身の一人として、被災地で育つ子供が未来を諦めませんよう、教育の機会が整いますように、と思いマンスリーサポーターとして寄付を始めました。

10代の時って、自分は何者でもない空虚さや無力さを感じることもあるけれど、憧れがあるとものすごいパワーになる。

憧れの対象に出会えるかどうかは小さなきっかけなのだろうけれど、生まれ育った環境や受けた教育で、”きっかけ格差”が生じないように、と活動しているのがNPO法人カタリバ。

https://www.katariba.or.jp/

※認定NPO法人カタリバへの寄付金は確定申告によって寄附金控除を受けることができます。


こどものみらい古本募金

自宅にある古本でも寄付ができます。本は読みたいだけ買ってよし!をマイルールにしているので、ある程度溜まったら寄付に出してます。

先日はこちらのこどものみらい古本募金に寄付してみました。

まとまった冊数であれば(5冊だったかな?)無料で集配ができたはず。(コロナ禍で、あいにく5月末までは寄付事業の申し込みは休止とのこと。)

過去には自分の母校に寄付したことも。自宅の整理も兼ねて寄付できるのも古本募金の良いところです。


コロナ禍の影響でREADY FORでプロジェクトがいくつかあったのでスポットで寄付をしてみました。10万円の支給もあることだし!

NPO法人ピッコラーレ 居場所を失った若年妊婦に「いつでもおいで」と言えるHOMEを

助産師さんが代表理事を務める、NPO法人ピッコラーレ。「若年妊婦」に寄り添い、電話や対⾯での⾯談、⾏政の窓⼝や病院まで⼀緒に⾜を運びサポートする、といった活動をされています。

児童虐待死の中で最も多いのが、「生まれたその日になくなってしまう赤ちゃん」であり、その赤ちゃんをたった一人きりで出産した女性は犯罪者になってしまうという、あまりにも残酷な現実があります。

生まれたばかりの赤ちゃんが亡くなるというようなニュースを見ると、出産した女性だけが犯罪者になってしまう。だけど、そのような出産に至った背景には、虐待を受けて育った・パートナーの協力がなかった・安心して相談できる場所がなかった・望まない妊娠だったがどうすれば良いのかわからなかった、などなど色々な事情があったはずです。果たして女性一人の責任なのでしょうか?

もし、安心できる場にアクセスできたら、適切なサポートがあったら、女性が犯罪者になることもなく、小さな命も救われるかもしれません。

コロナ禍で居場所がなくなった若年妊婦さんが一人でも多く安心できる場にいられますよう、とささやかながら支援させていただきました。


長友佑都 緊急企画:コロナで苦しむ"ひとり親"へ支援を届けたい

READY FORを何気なくみていたら長友のプロジェクトを発見。彼自身の母親も女手一つで3兄弟を育てたのだとか。

このプロジェクトの運営事務局の一員である認定NPO法人フローレンスが行なったひとり親家庭に特化したアンケート調査では、【食品や物資の配給】【保育等育児の頼り先】が必要とされていることがわかったそう。

ひとり親で精神的に大変なこともあると思います。決して一人ではないよ、困った時はお互い様だよ、という気持ちを込めてこのプロジェクトを応援させていただきました。


こんな活動もあるんだなぁと思いながらプロジェクトを探すのも、なかなか楽しいものです。もしよければ、ぜひ。


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