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昨日の朝刊一面に、「高齢者単身世帯2割超」「日本人83万人減」の見出しが踊っていました。

日本社会保障・人口問題研究所と、前日に発表された総務省のデータに基づく記事でしたが、いまさら驚く数字ではありません。


2019年6月に出版された、「河合雅司の未来透視図」(ビジネス社刊)に、3000年には日本が消滅する詳細なスケジュールが描かれているからです。


・人生100年時代の到来ー高齢者の激増 

・24時間社会の崩壊ー勤労世代の激減

・「未来の母親」がいなくなるー出生数の激減

・悲しすぎる地域の未来ー全国で町やモノが消滅

・ではどうする?「戦略的に縮む」ための5つの提言


五章に分けられた著述を読み込むほどに、絶望感に苛まれますが、巻末の「いつから未来という言葉が暗い意味となたのか」を読んで、気持ちが引き締まりました。

ー かつて「未来」という言葉は、期待に胸を膨らますものであった。だが、今の中学生や高校生にとっては決してそうとはかぎらない。

先日も、ある高校生が「未来」という言葉を聞くだけで暗澹たる気持ちとなる」と語っているのを耳にして、ハッとさせられた。   中略

とはいえ、いまさらこの問題を放置してしまったことを悔やんでみても始まらない。〝犯人探し″をしているヒマもない。日本に残された時間はあまりにも少ないのである。

いまわれわれに求められているのは行動に移すことのある。人口が減ってもなお、暮らしの豊かさがそこなわれぬよう、この国をつくり替えることが急がれる。 ー

#日本消滅 #未来透視図  

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