展観を諦めた日本名刀展

昨日はご節句の一つ「七夕」（しちせき）でした。中国の神話では、牛郎と織姫が天の河で年に一度のデートを許される日であることから、「中国のバレンタインデー」と呼ばれているそうです。

わたしは、会期末が迫った「日本刀展覧会」を観るために薬師寺を訪ねました。

平安時代から現在まで、240点の名刀が一堂に集めらたという内容に魅せられたからです。

「抜けばたちまち氷の刃」の刀身を見れば、猛暑からひと時でも逃れらるることを期待していましたが、会場には長い行列ができていました。

35度を超える炎天下では、列に並ぶ勇気も起こらず展観を諦めました。それでも、白鳳時代の国宝、薬師三尊像や観世音菩薩立像などと、久しぶりに拝観できたことに満足して帰途につきました。

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