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冷えた部屋に飛び込むのが夏

夏を感じる方法5選

  暑いのはしっかり無理。寒いのはわりと得意。夏彦と名付けられても現実はそんなもんですが、ただ概念としての夏は好きですわたくしも。今回はわたくしなりの「夏を感じる方法」をいくつか紹介します。べつにtipsってことでもなく。趣味の夏。

・浴槽に冷たい水を張って足をつける

  川遊びや海水浴は夏の一大レジャー。暑い時期にだけできるターザン。大量の水に包まれることはなぜあんなに楽しいのやら、それは我々が海で生きていたなのか。ということで、暑い日に冷たい水に肌が触れるとそれだけでジェネリック夏になります。それが例え自宅の浴槽でも。

・アチアチの風呂のあとキンキンに冷やした部屋に飛び込む

 冷房でキンキンに冷えた部屋こそ、私が夏を感じる場所だなと最近思います。親父が暑がりで実家のリビングが寒いくらいだったからかも。冷房を消したら夏も終わってしまいますものね。よわ〜〜いサウナと外気浴の形式のようにも思える。サウナ入れませんが。

・夏専用ドリンク群を飲む

 私にとってのそれは、喫茶店で飲むアイスティーであり、原液を割って作るカルピス。二大巨塔。最近ルノアールのアイスミルクティーにはまっていて、漫画を読んで泣きながら飲んでいます。「甘いのいれますか?」と聞かれるので、「はい、おねがいします」と答えましょう。カルピスは、原液・牛乳・水・で割るのがお気に入り。

・怖いなにかしらを見る

 何かで見ましたが、人は恐怖を感じると実際少し体温が下がるらしいです。古くから夏に怪談を楽しんできた日本人の風習は、意外と理にかなっているのかも。しかしながら、こう進んで「恐怖」を味わおうとすることは、はっきり言って愚かですよね。こんなことするの人間くらいだろうし。私もいつも後悔を重ねていますが、もしこれが足先で触れる程度の後悔どころではなく、腰までどっぷりと浸かってしまうほど取り返しのつかないところまで足を進めてしまったならと思うと、もうやめなきゃなとか、真剣に考えてしまいます。正月に、一人で祖父の家の裏山に入ってみるという趣味。いのししも怖いけど、それ以上に、ね?

 近年は映像より怪談派です。

・缶のポカリを飲む

 ポカリスエット、あいつのデザインの良さはなんなのだろう。パッケージの青色は、あまりにも純な青ではないだろうか。部活でもやってなければ、大人になってからポカリと相対するのは風邪をひいた時くらい。イオンウォーターは駅の自販機でよく買うけど、あれはまた違った存在です。夏、ポカリ、CMの中に生きとるのか私は。そんなポカリスエットさん、実はまだ缶でも販売されています。

 公式で入荷待ちになってるのが不安だけど、いやまだあるはず。しかもなんと、缶はペットボトルと内容が若干違うらしい。言われてみれば、缶のポカリの記憶が「たしかにたしかに」とうなずいている。そう、これはコーラで言う“瓶が一番うまい”と同じような話。缶のポカリしか勝たん説。
 そこでこんな遊びを考えました。夏の暑い日、どこかの駅にでも集まってゲームスタート。「とにかく歩いて自販機で売っている缶のポカリを見つけようゲーム」です。汗だくになって探して、ようやく見つけた缶のポカリの味は格別なはず。そしてその瞬間私たちの夏がはじけてCMになるはず。参加者募集中です。

夏をやろう

 さて私なりの夏を感じるあれこれを紹介してまいりました。とは言えもう7月も終わりなので、ピークはきっと去ったんでしょうな。若者のすべてを聞いてしまったらもう最後なので、再生ボタンを押す前に、みなさんもせっかくなんで夏をやってみてはいかがでしょうか。てかいっしょにやりましょう。おねがいします。

学校の怪談が見たい。

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