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字の話①直筆にこだわる【BiSHの『リズム』という曲の演出】

こんにちは、hikkyです。


タイトル画像は、私が昨晩書いたらしい落書きです。チラシの裏に。

なぜかGLAYWay of Differenceの歌詞を書いています。

なんか寂しかったのかな…(´・ω・`)笑


最近、字を書く機会が減りました。

字を書くの大好きなんですよ。

なぜかと言うと、字を褒めてもらうことが多いからです。

ちゃんと書いたら、タイトル画像よりも綺麗な字です(`・ω・´)キリッ


小中学生の時は、字の練習ばかりしてました。

授業中、課題やテストが早く終わってヒマだったりしたら、ミスチルの曲の歌詞をひたすら書いてました。

たまたま『君が好き』と言う曲の歌詞を書いている時、先生に見つかって読み上げられた時は恥ずかしかった。


字の練習をしていたのは、単純に字が上手くなりたかったから。

先生に褒められるには、テストで良い点を取るか、字が上手くなるのが手っ取り早い。

嫌な発想の子供だな…。笑

字の綺麗さ読みやすさは、それを読む人への礼儀と思いやり

子供の頃からそう思っていたので、私の字は造形美より読みやすさを大事にして形作られてきました。

字は人物を映す鏡だと思っています。


しかし、圧倒的な能力を持っている人には、なぜかめちゃめちゃ字の汚い人が多い。

「今でしょ!」の林修先生も言っていました。

成績や発想が飛び抜けた第一集団はめちゃめちゃ字が汚い。彼らは天才

第二集団めちゃめちゃ字が綺麗だが、能力は少し劣る。彼らは秀才

ただし、一般的なサラリーマンとして成功するのは秀才タイプ

秀才タイプは、自分の見せ方を考えているから。

逆に天才タイプは、普通の集団に入ると『めんどくさい奴』になる可能性が高い。

天才は就職するより、自分で何かやった方が良い。


天才タイプは「字を綺麗に書くなんて時間の無駄」ということらしいです。

だから暗号みたいな文字になりやすい。ノートも汚い。


私は自分の字を、しばしばツールとして使います。

例えば、人が歌う曲の歌詞が出来た時は、必ず直筆で書いて紙を渡すか、写真に撮って送ります。

手紙と同じ。同じ文章だとしても、メールより直筆の方が伝わりやすいですよね。

心を込めて歌詞を書きました」ということを、暗に伝えているわけです。

一生懸命作ったので、心意気を読み取って欲しい、ということだと捉えてください。その通りだし。

これは真面目に書いた曲の歌詞に限ります。

ネタ曲の場合は、歌詞は真剣に考えてるけど、直筆でなくPagesみたいなメモアプリを使います。笑


この直筆による効果を最高に上手く使っているな、と思ったのがBiSHの『リズム』という楽曲。

作詞がサムネ写真のモモコグミカンパニー(以下モモコ)

作曲がアイナ・ジ・エンド

動画に流れる歌詞は、モモコの直筆です。

曲も素晴らしいのですが、モモコの字がイメージと全然違う

ギャップがスゴイ。

この直筆の文字があることで、上の動画は価値をグッと上げていますよね。

最初に聴いた時は「普通の曲だな」と思ってたんですが。

この曲ができた経緯も知ると、涙なしには聴けなくなります。

完全に演出側の思うツボ

聴けば聴くほど、知れば知るほど、BiSHにドハマりしていく…


そんなわけで字が綺麗なことは、時には武器にもできるのですが。

少なくとも損にはならないのですが。

そんなに役に立たないな」と思うことが増えました。

習字といえば子どもの習い事の定番ですが。

作法を学ぶのが目的ならともかく、字が上手くなることが目的としているなら、現代においては意味がないと思っています。

もっと役に立つスキルがある。

その話は明日。


またご覧ください!

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