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教育コスト/電話応対コストを下げる動画活用の話

こんにちはAsetZの村上です。コロナの影響でリモートワークがぐーんと増え、テレビ会議システムも一気に普及することとなりました。
(AsetZはもともとオフィスで作業する文化はないですが...)

創業から1年経ちまして、ひたすらインタビューしながらモノづくりをしてきたんですが、格段にインタビューの効率は上がりましたね。そもそも足を使った営業って、狭くて一極集中の日本だから成り立つのでは...と思う今日この頃です。

コロナの収束は願うばかりですが、せっかく進んだ「働き方」は元に戻ってほしくないですね。

さて、私たちはサービス開発と並行して、営業・CS部門をメインに、情報の持ち方や、プロジェクトのサポートなどをハンズオンで実施しています。

その中で、コロナの影響を受けてか「動画を作りたい」という相談を多くいただくようになりました。今回はそんなお話をしたいと思っています。

村上の動画関連のキャリア
・新卒で入った通信会社で、営業部門における動画活用を体感
・専門学校にて映像制作コースを修了
・グループの配信系企業にて、映像配信や、動画制作ディレクターとして従事
・映像メディアを立ち上げ、独立。年間100本以上の映像を制作/動画制作チームを0から構築(完全内製)
・現在は、ハンズオンで業務コンサルに従事しつつ、企業向けに動画研修を実施している

守りの動画の必要性

企業において、動画を使ったプロモーションは一般的になってきました。
依頼する先も、広告代理店だけでなく、Lancersなどでフリーランスと繋がれたりと、多くの選択肢が生まれ、コストも下がってきました。

今や結婚式のプロフィールムービーを自作したりと、「動画」自体が日常的で身近なものになっています。こうなってくると、自分の業務の色々なところで、「動画を使えばもっと楽になるのに」という発想が生まれてきます。

ここで壁にぶつかるのが、「守りの動画」です。
PVやCMなどブランドのイメージを作る「攻めの動画」はしっかりと予算が取られ、外注してクオリティの高い動画を作ることができます。

しかし、教育や問い合わせ削減のための説明動画だとどうでしょうか。

そもそも動画のために割ける予算を持っておらず、予算を採って作ったとしても、サービスの仕様変更やUI変更などで毎回修正を外注する...
どうにか社内で作れるようにしたいが、どこから手を付けたらいいかわからない...

そんな相談が多く来るようになりました。

相談例

”コールオペレータ向けの研修を動画で一括で配信したい”
"営業向けに最新のトピックスを動画で配信したい”
”ユーザーからの、操作についての問い合わせを減らしたい”

リモートワークが中心になり、一つの場所に集まることが難しくなった今、
こういった「守りの動画」のニーズが高まっているなぁと肌で感じています。

動画制作を内製化する

まず前提として、最初はとっつきづらい動画制作ですが、基本的な作業自体はそこまで難しいものではありません。(手を動かすのは大変ですが)

もちろん、CGやアニメーション、映画を制作する、となると話は変わります。上を目指せば、可能性は無限に拡がります。(苦しみも)

ただ、社内教育のための研修動画に、映画のようなクオリティは必要ありません。乱暴に言えば、しっかりと伝わるものでさえあれば良いでしょう。
そして、特定のチームに動画制作の機能を持たせることは可能です。

実際に、大手保険会社様の研修チームにて動画制作のレクチャーをしていますが、3か月という短い期間で動画を完成させ、社内に展開できています。

内容

週に一回の座学(1h)×7週
その後約1か月の制作期間で初めての動画を社内展開

初回だったのと、通常業務の合間での作業だったため、少し時間はかかりましたが、それでも、これまで何度も研修をしていた時間と比べると効果が出ています。
視聴者からも「今後も動画で研修をやってほしい」と上々の成果でした。

内製化のノウハウを共有します

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今後のnoteでは「研修チームのための、初めての動画制作」と題して、
編集方法だけでなく、社内動画を社内で作っていくための、社内プレゼンのヒントから、運用体制の構築など、
実際に複数の企業で動画の内製化を進める中で得た内容をお伝えしていこうと思っております。(近々、動画でも配信します、近々...)

もちろん「講義をしに来てほしい」などございましたら、お気軽にお問合せください!

お楽しみに!



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