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第1回「比企のオープンファクトリー(工場見学ツアー)」を開催しました ~比企のジンジ~(2023年12月26日)

第1回「比企のオープンファクトリー(工場見学ツアー)」開催

こんにちは!
ときがわ社中の風間です。
少し間が空いてしまいましたが、2023年12月26日(火)に記念すべき第1回「比企のオープンファクトリー(工場見学ツアー)」を開催しました。

比企地域の製造業を営む3社様にご協力いただき、工場の中を一般のお客さまに見学してもらおうという初めての試みでした。

目的は、今後の人材採用に向けて、比企の製造業や会社を知ってもらうことです。

弊社では2022年度、2023年度の2年間、比企地域元気アップ実行委員会様からのご依頼により、比企地域内の企業様のPR動画の制作を行ってきました。
その中で、実感したのは、採用というより前にそもそも企業のことが知られていないということが大きな課題になっているのではないかということです。

地域企業が継続していくためには安定的な人材の獲得が必要不可欠ですが、今後ますます人材獲得が困難になっていくことが想定されます。

それを解消するためには、就職活動を始めるよりなるべく早い段階から、会社のことを知ってもらうための取り組みが必要であると考えました。

そのため、今回はまずトライアルということで、比企地域周辺の大学や知人にお声かけし、参加者を募ることにしました。

その結果、大学関係者やいろいろな皆さまにご協力をいただき、なんと2大学・1専門学校・1高校から、10名の参加者の皆さまにご参加いただくことができました!(申込は14名)
(本当にありがとうございます!)

属性も高校生、大学生、女性、留学生と多様だったのも嬉しいです。

写真の公開について、企業の皆さま、参加者の皆さまからご承諾をいただくことができましたので、当日の様子を公開します。

訪問した企業様(訪問順)

①千葉金属工業株式会社(東松山工場、吉見工場)様【吉見町】
②株式会社 大村製作所(唐子工場)様【東松山市】
③セキネシール工業株式会社(山崎工場)様【小川町】

参加者の皆さまのご所属

・東京電機大学
・城西大学
・埼玉自動車大学校
・筑波大学附属坂戸高校

当日の行程

8:45~9:00 坂戸駅 集合
9:50~11:20 千葉金属工業株式会社 様(吉見町)
11:50~12:40 昼食 The Picnic
13:00~14:30 株式会社 大村製作所 様(東松山市)
15:10~16:40 セキネシール工業株式会社 様(小川町)
17:30 坂戸駅 解散

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以下、比企のオープンファクトリー(工場見学ツアー)の様子です。

坂戸駅(集合)


坂戸駅南口ロータリーで集合。

今回は花園観光バス株式会社様にマイクロバスをお願いしました。
「比企のオープンファクトリー」の掲示を見て、なんだか嬉しくなりました。

ありがとうございます!

みんな来るかなと少し不安もありましたが、続々と参加者の皆さまが集まってきました。

残念ながら体調不良等で欠席の方もいましたが、10人の皆さまに参加いただくことができました。

弊社の2人も加えて、12人で今回は各社を回ります。

比企のオープンファクトリー、いよいよスタート!

【1社目】千葉金属工業株式会社(東松山工場、吉見工場)様

1社目は吉見町の千葉金属工業株式会社(東松山工場、吉見工場)様。

ステンレスを中心とする金属を一次加工し、原料となる金属資材の供給を行っています。

まずは東松山工場で会社案内をもとに説明を受けました。

製造業には多くの過程があり、それぞれに関わっている会社があるということが分かりました。

次はいよいよ工場見学に向かいます。
加工機の音が大きく、説明の声が聞こえづらいハプニングもありましたが、音量を調節したらいい感じに聞こえるようになりました。

このへんも実際にやってみないと分からないことだったので、企業の方も気づきになったようです。
普段は見られない工場の様子に、参加者の皆さんも興味津々のようでした。

予想以上の音の大きさにも驚いたようです。
分からないことがあれば担当者の方に質問する様子も見られ、担当者の方にも親切に対応いただけたのが良かったです。

次は吉見工場へ移動。
こちらはオートメーション化して、さらに大きな資材を加工できるようになっています。

工場の入口が広く開いているので、思ったよりも寒く感じられます。
こうした工場の音や温度などを実際に体験できたり、社員の方から直接話を聞けたりするのも工場見学ならではだと思います。

最後はみんなで記念撮影。

千葉金属工業の皆さま、ありがとうございました!

昼食(The Picnic様)滑川町

2社目に向かう前に、滑川町の森林公園駅前にあるThe Picnicさんでランチタイム。

ほぼ貸切状態になってしまいましたが、快くご対応いただきました。(ありがとうございます!)

この日のメニューは塩麴チキンソテープレート。

おいしい食事をいただきながら、テーブルごとに参加者同士の会話も交わされていました。

食後に自己紹介タイムを設けることもでき、普段は会えないような他校の方との交流も楽しんでいただけたのはよかったです!
ごちそうさまでした!

【2社目】株式会社 大村製作所(唐子工場)様

二社目は東松山市の株式会社 大村製作所(唐子工場)様。

自動車や航空機などの部品製造を行っています。

「走る部品から 飛ぶ部品まで」のコピーが印象的です。

特徴としては、1~数十個単位の小ロットの開発用部品から、1日で数千個単位の量産品まで対応できること。

オートメーション化にも一早く取り組んできたそうで、30年以上の蓄積があるそうです。

まずは全体で集まって会社説明。

今回は東京電機大学と城西大学の参加者が多いということを事前にお伝えしていたら、担当してくださった社員の方も両大学出身者をそろえていただきました。
こうしたお気遣いは嬉しいですね!

ユーモアあふれるご説明をいただき、笑いで参加者の皆さんの気持ちもほぐれました。
楽しそうな社内の雰囲気が伝わってきます。
若手主体なのもいいですね。

その後は3グループに分かれての工場見学。

少人数のため社員さんとの距離も近く、聞きやすい状況をつくっていただきました。
質問もたくさん出ていたようです。(機械の音で何の質問だったかはわかりませんが)
機械がやる工程と人間がやる工程との違いや特徴についてお聞きすることができました。

大村製作所の皆さま、ありがとうございました!

【3社目】セキネシール工業株式会社(山崎工場)様

最後に訪れたのは、小川町のセキネシール工業株式会社(山崎工場)様。

取締役(当時。2024年1月に代表取締役にご就任!)の関根さんが、いまかいまかと待ちわびていました。

自ら会社のご説明と工場見学をアテンドいただきました。

和紙で有名な小川町で創業した会社ということもあり、和紙づくりの技法を活かしたガスケット材をはじめとする特殊紙の製造を行っています。

関根さんはご祖父が創業された会社に入られてまだ数年とのことですが、その数年間、働きやすい会社にしようと努力されてきたエピソードをたくさん聞かせていただきました。
参加者の皆さんの表情も真剣です。

会社や工場の中が見られるのももちろんですが、こうした社内の雰囲気や ”人” を知ることができるというのもオープンファクトリーの大きな魅力だと思います。

関根さんの説明がとにかく熱い!笑

工場を案内しながらも、参加者の皆さんからの質問にも真剣に答えてくださいました。
また、見学後も参加者の皆さんが気づいたことを積極的に聞き出そうとされていて、参加者の方から出た意見をさっそく活かそうとしていました。
こうした姿勢には私自身も非常に学びになりました。

セキネシール工業株式会社の皆さま、ありがとうございました!

坂戸駅(解散)

すべての行程を終え、再び坂戸駅に戻ります。

少々時間が押してしまいましたが、ドライバーのNさんががんばってくれて、18時前には解散することができました。
(Nさん、ありがとうございました!)

9時から8時間以上も動いていたのでさすがに疲れましたが、参加者の皆さまに楽しんでいただけたようで良かった!

皆さまからのアンケート結果が楽しみです!

今回得たものを、ぜひ今後の比企のジンジで活かしていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、見学を受け入れていただいた企業の皆さま、ご協力いただいた学校関係者の皆さま、本当にありがとうございました!


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