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積極的道徳と消極的道徳

ビリギャルの先生として有名な坪田信貴さんの著書「人に迷惑をかけるなと言ってはいけない。」
同じ「のぶたか」ということで。

この本、買う人の心理として「ビリギャルの先生なのだから、ダメな子どもや社員をいかに優秀にさせるか、が書かれているんだろう。」という期待値になると思うんですが、そもそも坪田先生が「自分が偉いとか上だとか思ってないところ」がとても重要だなぁと。

「不確実な時代を子どもと一緒に冒険しようという気持ち。」

という最後の文章にすべてが表れています。そんな風に思いたいけどなかなか難しいですよね。

タイトルがどういうこと?と惹かれますが、
「人に迷惑をかけるな」ではなく「人に迷惑をかけて助けてもらった分、誰かにお返ししていこう」にするということ。

前者だと何も動けなくなる、迷惑をかけずに生きることなど現代では不可能、生きることそのものが誰かと迷惑をかけ合うことなのだから、恩送りをしていこう、というのが後者の考え方ですね。

つまり、積極的道徳と消極的道徳。

「もはや誰もteachできないのだから、時代はティーチングからコーチングへ。」

そのコーチングでさえも、自分が偉いとか上だとか思わず一緒に冒険していこう、というスタンス大事ですよね。本当にそうありたい。

以下、心に刺さったことば。

「親の思う当たり前を子供に身に付けさせたところで世界では通用しない。」

「やめなさいと制限をかけるのではなく、その子にあった可能性を見せること。」

「自分の存在に価値があると思えたら、私はこう思うと意見を言えるようになります。」

公正世界仮説
社会心理学者のメルビンラーナーが提唱

ユーグレナ出雲さん
「母は、何でも失敗させてくれる人でした。」

「限られた予算の中で買う、予算を消化するというのと、自分から欲しいものを手に入れようとするのとでは子供の積極性は大きく変わる。」

「プラチナカード、何でも叶うカードがあったら何を書くか。」

ヒドゥンニーズ
隠れた要求を察知して提案する心理学用語

ネガティブなラベリング、スティグマ
ポジティブなラベリング、ブランド

「人生脚本、交流分析の創始者エリックバーンが提唱、幼少期に自分はこういう人生を生きるのだと思い込んでその通りに行動してしまう。」

「何回言ったら分かるの?の答えは532回。」

「やる気がある→やる→できるようになる、ではなく、やってみる→できるようになる→やる気になる」

「Youメッセージではなくアイメッセージで。」

#坪田信貴
#人に迷惑をかけるなと言ってはいけない

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