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その人が根源的に持っている「強み」=「仏の部分」を尊重できるかどうか。

"刀"森岡毅さんの『誰もが、人を動かせる!』

森岡さんも書いていらっしゃる通り、「人を動かす」という言い方は上から目線っぽくて好きではありませんが、読めば読むほど森岡さんには上から目線な気持ちは微塵もないことが分かります。

リーダー向けの本のように思いますが、リーダーでなくてもビジネスパーソンとして必須な根源的なベースを教えていただいてるような気がする内容です。

会社としても大変お世話になっているようなのですが、仕事関係なく元々森岡さんの講演や本などから、沢山の刺激を受け毎回やる気をもらっています。

読むたびに、毎回すごい!と感動するのですが、実は同い歳であるということを知る度に、やっぱり「覚悟の違い」がその差になっているような気がします。

■3つのタイプ
T型 thinking 論理や思考型
C型 communication 対話や人間関係型
L型 leadership 統率やまとめ型

■リーダーシップを身につけると、我々は自分の人生を生きる幸福感を激増させることができる。

■3WANTSモデル
people wants
巻き込みたい人々にとっても魅力的であること。
wants people
集団としての能力を必要とすること。
I want
自分自身が本気になれること。

■自分自身の欲=夢を追求する覚悟の強さそのものが、リーダーシップの出力の上限値である。

■自身のモティベーションを独立させ自立させる、これはプロフェッショナルとして長いキャリアを走り続けるための基本。

■名刺に書いてある会社名や肩書きは、ご自身の評価とは本質的に関係ありません。私は、自分自身のスキルや実績そのものを誇りに生きていきたいのです。

■人は時間やお金といったあらゆる資源を、あればあるだけ使ってしまう「パーキンソンの法則」によって官僚組織は膨張する。

■その人が根源的に持っている「強み」=「仏の部分」を尊重できるかどうかに懸かっている。

■同じ目的をそれぞれが自発的に追求する関係性であること。お互いの強みを尊重した共依存関係であること。

■どうやって自分事として「やらされる」のではなく「やりたい」ことの主体になってもらうのか?

■褒めることはリスクでもある。人をあなたの奴隷にする麻薬にもなり得るから。

■どこで戦えばチームが勝てるのか?
それはなぜなのか?
なぜあなたの力が必要なのか?

■プロフェッショナルならば、危機時であっても100でも0でもないその間に、最大限の努力と知恵を振り絞って解を見つけるべきです。

■地方創生の本当の意味は「その地域に持続可能な事業を創ること」であり、その本質は「人を育てること」。

■リーダーシップは、意図的に経験を貯めることで身につく後天的なスキルであること。そして、そのためには自分の中にあるリミッターを解除して、欲の強さを素直に解放して、その矛先を共同体にとっての価値と合わせていくことで、誰もがリーダーシップを発揮していくことができること。

#誰もが人を動かせる
#森岡毅

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