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最近よく聴くナラティブって?ストーリーとの違いが明確に書かれた初めての一冊。

本田哲也さんの「ナラティブカンパニー」

ストーリーテリングだ、コンテクストマーケティングだ、ナラティブエコノミクスだ、物語の重要性は分かってるんですが、実際よく区別がついてなかったんですが、これを読んで良く分かり、すごくスッキリしました。

「ナラティブとは物語的な共創構造」
「ストーリーとの違い」
1、演者の違い
2、時間の違い
3、舞台の違い

企業のパーパスによる発信が根っこでも、結局顧客や社会に主体が移っていなければ、それは一方的なストーリーの押し付けであって、ナラティブではないんですね。

「共体験価値の高まり、コレクティブエクスペリエンス」
「社会的距離の見極め、ソーシャルディスタンシング」
「自分らしさが問われる、オーセンティシティ」

3つのキーワードによってつくられるのがナラティブ。

「共感度、伝播度、社会福利度、ブランド関与度、認識変容度」
「AMECの統合型評価フレームワーク」
「アウトプット、アウトテイク、アウトカム」

すごくこういうお題って、評価が難しいところなんですが、しっかり評価基準として提示されています。

「責任を果たすナラティブ」
「変革を進めるナラティブ」
「行動を起こすナラティブ」

で、結局最終的に大事なこと。

「DO YOUR PART 自分の持ち場でやるべきことをやる」

本田さんがブルーカレント時代に確か会社で講演していただいたのを聴いたことがありましたし、ブルーカレントから来られた方が今も会社にいて、何度かお仕事させていただきましたが、その時も戦略PRの業務にとても刺激を受けました。

戦略PRからナラティブへ。もうコミュニケーションは出し手とか受け手とか溶けてワンネスに向かっているんだなぁと。

#ナラティブカンパニー
#本田哲也

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