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いい人生なんて存在しない。自分の人生があるだけ。

高瀬敦也さんの
「企画〜いい企画なんて存在しない。」

逃走中などの人気番組や、「伯方の塩」二代目声優オーディションなどで話題をつくったコンテンツプロデューサーの高瀬さん。

企画って聞くとアイデアを考えることと思いがちですが、、、

「企画とは決めること。
企画=アイデアという誤解。」

「一般的に企画とは、いい企画を思いつくことであり、自分にはそういった先天的な才能がないと考えてしまう。」

「アイデアは世に現れたときに価値を生むもので、可視化された価値が企画です。」

「企画とは無限にある可能性を断ち切って、方向性を決めていく作業。」

ということなんですね。
では、「企画力」とは何なんでしょうか。

「企画力とは、インプット力、結びつける力、多産力、巻き込み力、やり切り力、の5つの力に分解できる。」

「企画力とはシステムであり、企画を世に出し実現させるうえで必要な機能のネットワークである。」

また、企画しようとするときに、コピーライティングみたいに色んな角度から沢山の視点で案を出してみる、つまり量が質をつくると考えがちですが、、、

「量と質は、質を高めるためには量が必要であるではなく、コンテンツに量があれば質を感じる人とマッチングできる。」

確かにコピーなどは自己完結できますが、企画の場合、アウトプットが実行になるので、むしろ色々な出会いや組み合わせによってその質が磨かれるというわけですね。

企画を考えるときにポイントとなる点や、意識すべきことも書かれています。

「違和感しか気にならない。人の脳はすでに脳内に組み込まれている情報とズレがある時に活性化する。」

「参加型企画は、参加するハードルを極限まで下げることと、自分が主役になれると感じるように設計すること。」

「企画にとって当たる確率とバズるエネルギーはトレードオフ。」

「企画書は読ませるものではなく見せるもの。」

という企画についてのポイントやテクニックなども掲載されています。

応急テクニック8選
■4つの普遍欲×関係ないもの
■ランキングと2択という最強システム
■ライバルをつくる
■とにかく高くする
■とりあえずくくる
■数で魅せる
■人を記号化する
■企画することを企画にする

また、最後に生き方についてのヒントもたくさん書かれています。

「過去の再現性よりも未来の創造性。」

「やったことの結果はひとつだが、やらなかったことの可能性は無限大。」

「いい人生なんて存在しない。自分の人生があるだけ。」

#高瀬敦也
#企画

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