霧島市、そして宮崎県へ

指宿の宿でお嬢さんから山川港まで送ってもらうことになった。
ありがたく乗せてもらい山川港へむかうと…。
「欠航みたいです。ちょっと聞いてきますね」
最初の便は出たそうだが、残りは欠航。明日も風が残る可能性が高いので欠航になる可能性は高いそうだ。

お嬢さんの話では、垂水港からフェリーで渡りバスを乗り継げば着くらしいのだが、ほぼまる一日かかりそうな感じだった。
　もう１日お世話になることにして、宿に戻った。明日も欠航だったら、明後日はお嬢さんが休みなので、垂水に行く用事があるので送ってくれるそうだった。

そうならない事を祈るしかなかった。

確かに風は強かったが、天気は良かった。しかし、体の疲れが半端なかった。

気分転換に髪を切りにいく。

「耳に掛かる長さで」

疲れからかうっすら寝ていた。

「これでいいですか？」

！？
なんじゃこりゃ？めちゃくちゃ短くなってるし…

うんて言うしか言葉がなかった。

寝た僕が悪いのだ。

翌日、またお嬢さんに送ってもらい、今度はフェリーに乗る事が出来た。また来たい。いいお宿でした。

自然の道のエリアはやはり荒れていた…

1便で来れたので、一気に歩いた。そのおかげもあり、九州最南端のキャンプ場てキャンプが出来た上に、１日行程を縮める事が出来た。
しかし、ゆっくり過ごしたかった…。ただ、天候や久保井さん達と合流する予定もあり、あまりゆっくりもしていられなかった。

入る殆どの自然の道が荒れていたり、倒木がひどかったりしていたが、中でも鹿屋市の浜田エリアの登山道は、山頂まで道があるのだが、それ以降あるはずの登山道はなく、挙げ句の果には林道が終点という状況。崖を登り、あるだろう登山道を探し、ようやく見つけた登山道は無くなる寸前の道だった。

雨が降っていた事もあり、精神的にも肉体的にも疲れた。

以降、あれた道恐怖症になりつつある。この登山道のように登りはしっかり整備されていて、以降は放置という道のりが一番怖い。行くにしろ戻るにしろ、相当な時間と体力を要するからだ。

開聞岳から桜島へ

開聞岳が見えなくなってから現れるのは、桜島だ。霧島へ行くルートで、様々な表情を見せてくれる。
本当に魅力的な山々である。
海があり、こうした美しい山々を見ながら歩けるのは「幸せだ」の一言に尽きる。

そして、久保井さん、岩本さんと歩きながら、岩本さんが関わっている、奄美のトレイルの話しを伺った。本年度で全てのルートが開通するそうだ。

いちき串木野市での僅かな出会いが引き寄せる

いちき串木野市の道の駅かな？そこで、知り合った宝楽さんと久保田さん。
何度かメールでやり取りをしつつお会いする事になりました(^o^)
宝楽さんのBASEに、興味があったので拝見させて、頂く事になったのですが、伺って度肝をぬかされました。

なんと、雑誌でしか見た事のないスーパー7や限定のモンキー、フライトジャケットや古い電化製品、ジオラマ、ミニカー、コカコーラのコレクションの数々。まるでミュージアムです！

色々とお話を伺いつつ、仕事が終わった久保田さんと合流し、宝楽さんのご自宅で、地鶏のお刺し身や奥様の手料理をご馳走になりました。
甘い醤油なんて…と思っていましたが、これが鳥に合う！病みつきになりそうです。

約1600kmブーツの交換

発送をお願いした妹にとって、霧島に泊まるこのタイミングが、ベストだったようでした。
ちょうど寒くなった事もあり、ブーツと一緒に穴の開いた靴下やウィンドブレーカー、ニットキャップも合わせて送ってもらいました。僕にもベストなタイミングでした。

それに合わせて、ハーフパンツやドローンを自宅に送り返す事にしました。一時的に寒いとはいえ、暖かくなるよりは寒くなる季節です。タイツとハーフパンツが、あまり好きではないのでパンツで行くことにしたのでした。

ブーツ
LOWA INNOX PRO GTX MID
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/lowa/spring_2020/

オールマイティモデルでこの耐久性は驚きです。
歩き終えたらレポートさせてもらいますので楽しみにしてて下さいね！

続く