初期から講義をサボる学生
新年度が始まってから1か月が経ち、新入生たちが良くも悪くも大学に慣れる時期になりました。
例年であれば、5~6回目の講義から10割だった出席率が8~9割になるのですが、今年度は2回目の講義から9割を下回る講義があり少し不思議に感じています。
出席と評定
出席が単位認定(評定)にどの程度影響するか、は担当の先生によって異なりますが、最近は文科省がうるさく言うようになったので、シラバスに単位認定方法を記載するようになってきています。
講義中に行う出席を兼ねた小テストやゲリラ的に出題されるレポート、期末試験などで成績が決まり、出席そのものは点数に加算してはいけないことが多いですが、レベルの低い大学ほど出席を重視する傾向にある気がします。
(そもそも学力が高い大学では休む学生が少ないので重視する意味もありませんし、定期試験をサボってる学生に解けるレベルではありません。)
それでもサボる大学生
僕の勤務校はお世辞にもレベルが高い大学ではないので、出席をきちんとした学生の成績が高くなるように講義中に課題を課すことで、事実上の出席点が高くなるように設定しているのですが、今年はなぜか初期からサボる新入生が多くいました。
サボりが成績にどの程度影響するのか説明しているのですが、理解できていないのか、何とかなると高を括っているのか。
教員は学生が思っているよりも出席を見ている
古き良き大学教員と違い、昨今の大学教員は出席状況を意外に確認しています。
それはそのはず。成績不良の学生が増えると学生指導の仕事が入ってくるので、どういう学生が「それ」に該当しそうなのか前もってチェックしているものです。
2~3回くらいならサボっても平気だと思っていませんか?普通にイエローカード出てますよ?
単位が欲しい学生へ
単位が欲しい学生は、まず出席しなさい。話はそれからだ。
よろしければサポートよろしくお願いいたします。