科研費採択率から見た大学選び

学振公式発表によると、令和4年度の科研費採択率は次のようになっています。

科研費全体:28.6%
基盤研究(C):28.5%
若手研究:40.3%
研究活動スタート支援:38.5%

「令和4年度科学研究助事業の配分について」
文部科学省研究振興局学術研究推進課,令和5年1月
https://www.mext.go.jp/content/20230131-mxt_gakjokik-000027279_3.pdf

令和5年度特別研究員の新規採択率は次の通り

DC1:17.3%
DC2:18.5%
PD:22.9%

日本学術振興会,https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyo.html

上記の科研費に関する統計には大学ごとの採択件数(継続+新規)のランキングが掲載されています。(「令和4年度科学研究助事業の配分について」のpp.37--52)

それを見て、今所属している大学やこれから応募しようとしている大学がどのあたりに位置しているのか見れば大学の研究力がうかがえます。

少なくとも大学全体で10件以上の採択がないところは研究推進課が小さすぎて研究熱心な人は苦労しそうです。

大学選びの参考までに。


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