同姓同名とマイナンバー
少し前から、マイナンバーカード関連のミスで、デジタル庁がたたかれていますが、そのミスの原因の一つとして挙げられているのは
同姓同名
同じ生年月日
という二人の人を間違えたというもの。
日本の人口を考えると同じ年に100万人程度生まれているわけですから、同じ誕生日の人は確率的に3000人程います。
その3000人の中に同じ名前の人がいる可能性はそこまで高くありませんが、いたとしてもそこまで驚くことでもないでしょう。
今後、マイナンバーの紐づけミスを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
同姓同名を禁止する
僕は以前から疑問だったのですが、
なぜ名前を付けるときに、同姓同名がいるかチェックをしないのでしょうか?
いろいろ調べてみると、「現在生存中の人と同姓同名の氏名については出生届を受理しない」という記事を見つけましたが、戸籍法の明確な引用が無く真偽は不明。
ChatGPTに聞くと、「地域の戸籍担当機関で確認され、同姓同名の名前は登録が拒否されることがあります。」とのこと。
子供がいないのでこの辺のルールには詳しくありませんが、今の子供たちの間では同姓同名によるトラブルは無いのかもしれません。
名前は必要か
昔は識別目的と文化的な意味合いで名前が用いられていました。
ところが、現在では個人識別の手段が増え、もはや名前で個人を識別する必要がなくなってきているように感じています。
僕個人としては、名前を廃止してマイナンバーを名前のように使えばいいのでは?とすら思ってしまいます(情緒もへったくれもないですが)。
大学教員をやっていると、読めない名前の多いので最近はもはや小テストなどで名前を書かせずに学籍番号だけで識別しています(それはそれで再履学生と下何桁が一致している学生を間違えることもありますが)。
おわりに
SNSなどで様々な名前(通名)を使い分けるようになった現代において、戸籍に登録される名前にどれほどの意味があるのか、正直分からなくなっています。
一時期「キラキラネーム」なんてものが流行りましたが、識別と言う観点から言えばアレは合理的だったとさえ思えてきます。
それはさておき、これからどんどんマイナンバーカードでできることが増えていくと思うので、今世間を騒がせているようなエラーが起きないように願いたいですね。
よろしければサポートよろしくお願いいたします。