筋肉痛

一昨日の仕事のせいで筋肉痛がひどい。

筋肉痛になる程、
走ったり、ジャンプしたり、
トレーニングした高校の部活を思い出した。

(余談だが、人間の脳は灼熱の体育館の中、
3時間ラントレーニングをやっていると、
身体の疲労度を感じとらないように、
快楽の物質のなんちゃらかんちゃらが、
流れ出し、練習のハードさも
笑ってしまえるくらい脳が壊れる。)

筋肉痛に懐かしさを感じるようになったのは
大人になったからだろう。

社会人になってから、
スポーツはやらなくなった。

身体を動かすことは好きなのだが、
高校生の時に怪我をしてから億劫になり、
なかなかスポーツをしなくなった。

そんな僕の今の仕事は身体が資本の仕事だ。
天気予報とはいつもにらめっこ。

億劫な自分に喝を入れるかのように働く。

脳は高校生のまま止まっているので、
身体が追いつかずに筋肉痛になる。
簡単な話だ。

でも、筋肉痛は好きだ。

僕が思うに、
どんな仕事でも達成感や充実感が必要だが、
なかなか得難い。

何かのプロジェクトを成功させる、
誰かから褒められる、感謝を伝えられるなど、
達成感や充実感を得るには条件が多い。

だが、肉体労働は筋肉痛で自分の頑張りを図れると思っている。

筋肉痛がなければ、
仕事を頑張っていないというわけではないが、
身体の疲れはその日を頑張って生き抜いたという、立派な証拠なのではないかと思った。

仕事をしていなくても、身体は疲れる。
仕事をすればより疲れる。

人間は疲れから自分の頑張りを認める事ができるのではないか。

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