振り返る

小学生の頃を振り返る

小学生の時に「おんず」と言われていた
「おんず」は「女好き」の略称で、一個上のカス野郎に言われていた

小学生の自分は女の子としか喋らない訳でもなく、今のひん曲がった性格からは想像がつかないほど活発で、誰彼関係なく話していた

そもそも小学生よりも以前に女性を「女性」とちゃんと認識した上で話したり、遊んだりはしていなかったので、小学生になってからも「男性」「女性」と区別して、人と関わるようなことはしていなかった

なのに「おんず」と呼ばれていた

自分の父親は生まれた時からいなかった為
母、姉、自分と女系家族な事もあり、女性と話すことにあまり抵抗がなかった

そんな自分の背景もあり、「おんず」と呼ばれていた

当時、そう呼ばれる事がなんか嫌で学校をサボったりした事もある

そういえば、自分をそう呼ぶ一個上のカス野郎は少しだけやんちゃをかじってるような奴で、地元のお祭りの時には髪の襟足だけ伸ばして、派手な髪色に染めるような奴だった

そんな野郎は中学に上がると、自分より強そうな奴等を見て、自分じゃ敵わないと思ったのか大人しくなっていた
(※強そうな奴等も幅を効かしてる感が強くて、めちゃくちゃ嫌いだった)

そんなカス野郎と一年前に共通の友人の結婚式で一緒になった

共通の友人とは僕の一個上の女性の先輩で、カス野郎と話していた

挨拶だけさせてもらおうと女性の先輩に話しかけた時にカス野郎もたまたまいて、カス野郎のことだけ明確に無視してやった

自分は人にされた事をすごく覚えてるタイプなので「お前にされた事忘れねぇからなぁぁ!」切り傷くらいの細い目で睨んでやった

話を戻す

使い方が間違ってるかもしれないけど、
自分の性格、性自認共に男性で、
自分は女性が好きな人間だと思うので、
「おんず」ではある

ただ、当時何が嫌だったのか
小さい頃にあった、女の子と遊んでたり話してるやつは気持ち悪いみたいなノリから、
一つのワードで攻撃されている事で、
自分は異性として見ていないにも関わらず、
自分がやっている事が気持ちの悪い事だと誤認してしまいそうだったからなんだと思う

1日2日学校をサボったあと、
今までと変わらず過ごしていたので、
そんな気にするような事じゃないのかもしれないけど、カス野郎みたいに相手に自分が思った事を押し付けて嫌な気分にさせないようにはしよう


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