『犬の腰と猫の腰』
過去に、ミニチュア・ダックスフンドが
立てなくなって散歩に行けないのだが、
腰が悪いのでは?という依頼がありました。
ぎっくり腰の可能性が高いとみて
人間の時と同じように、
臍と下腹部に禊技を施してみたところ、
1回で立てるようになり、
そのまま歩いて帰られました。
そんな話を別の患者さんにしたところ、
猫でもできますか?と聞かれたので
「大丈夫ですよ」と言ったら、
同じように立てなくなった老猫を連れて来ました。
ミニチュア・ダックスフンドの時と同じように
やってみたところ、??? 何故か立たない…。
もう足腰に問題は無い筈なんだが?
…もしや、
犬にとっての腰と猫にとっての腰は違うのでは?
…と考えて
上部腰椎に狙いを変更し、上腹部に禊技。
今度は見事に立てました。
犬と猫では、
体の支え方が全く違うということを
実地で知った瞬間でありました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?