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『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之

2年ほど前に読んだが再読。業種・職種問わず、ビジネスマンとしての基本が詰め込まれていると感じる。

新卒から5年間外資系IT企業で営業をしている私は、言及されていることは仕事の基本で出来て当然との感覚を持った。

だが、仕事の基本を理解していることと実際に100%実行出来ていることは違う。2年ぶりに本作を再読し、改めて日々の仕事を内省するいい機会となった。


先日の転職活動で営業としてハイパフォーマンスを上げる心掛けを問われ、以下のように答えたことを思い出した。

「お客様の100点をいかに超えられるかを考え、実行すること。お客様の課題解決は100点しか取れないが、潜在的な課題を示唆し、お客様が課題と気付いてなかった領域にも応えることで200点, 300点の成果となる。期待を上回ることが営業の付加価値であり、お客様からの信頼に繋がる」

本書にも以下の記述があり、私の回答とリンクする。

「ビジネスというのは、突き詰めると、相手の期待を、常に超え続けることにほかならない。顧客や消費者の期待を超え続けていくこと。上司の期待を超え続けていくこと」

日々の仕事で磨いていくべきスキルリストとして、折に触れて読み返したい。

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