アナウンサー試験 6.面接試験
面接試験
面接試験はどの局でも行われる。
というか、どこに就職するとしても必ずある。
その面接には、個人面接と集団面接のふたパターンがあります。が、気をつけることは一緒です。
まず私が気を付けたことを書くと、
・大きな声で
・最初と最後の挨拶は大事に
・自分の名前はゆっくり、はっきり
・明るく、元気に、若々しく
・キラキラした目
・伝えるときはなるべく簡潔に
・必ず笑える所や、クスっとできるところを入れる
・豪快な三振か、場外ホームランを狙う
・真面目さとそうでない部分のバランスと振れ幅を出す
なのですが、初回から私のブログを読んで貰っている方にとっては、これといったコツは特にありません。
①書類選考で考えたアナウンサーへの思いや、テレビ局でしたいこと、そして自分がどんな人間であるかということ。
②筆記対策で得た、ニュースに対する知識や語彙、頭で文章をまとめる力。
③カメラテスト意識した、自分の見せ方、相手を意識した喋り、臨機応変さ。
これらを発揮すればいいです。
唯一違うとすれば、面接は「会話」です。
どれだけすごい人でも、面接官とのやり取りがうまくいかないような人は落ちます。
この面接試験を突破するうえで一番重要なのは、面接に慣れることだと思います。
たくさん就職面接を経験した分だけ、ここぞという時に余裕が出る(緊張はするけどね)。
私はしなかったが、そういった意味では、一般企業の面接を経験するのはありだと思う。
「志望業種じゃないからうまく言えない」とか、「本気で受けている人に失礼」と考える人ももちろんいると思いますし、正しい感覚だと思います。
ですが綺麗事抜きで、ここでは言いたいです。
アナウンサーになる可能性が少しでも高くなるなら、やってみる価値はあります。
面接のときによく言われること…
「素のままの自分を出してこい」ということです。最初のころは、自分のことを話せばいいのだから、特に対策がいるのか?と思っていました。
しかしながら、よっぽどの話し上手ではな
い限り、即興で言いたいことをすべて言うことはできません。
素のままの自分≠練習が必要ない
では全くありませんでした。
なので私は、考えられる質問を全て書き出して、文章に起こしました。
これをすると、周りからは、「覚えたことを言っているとバレる」などと批判されます。
確かにそういった人は落とされます。
なので私は、ただ覚えるだけでなく、それを自然に言えるまでスマホのムービーで自分を撮り続けました。
「こういうこと言ったら、こういう質問が来るかな…」とか、「ここで笑いをとる予定だから間を取って面接官の様子を見よう…」とか。相手からの反応も含めてシミュレーションしました。
大変なことも多いけど、楽しいことも沢山あるぜ。