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元アパレル販売員の任意整理②手続き編

アパレルの販売員が任意整理手続きを開始する、2日目のお話です。

出勤前に弁護士事務所で手続きを行いました。

紹介してもらった弁護士事務所がたまたま現在の派遣先の途中駅にあり、
平日9〜17時の営業だが、朝は9時前でも大丈夫とおっしゃっていただけたので、翌日8時にアポをとりました。

持参したのは、印鑑と任意整理するカード(9社分!)

任意整理する9社

①VISA
②JCBカード
③UFJニコスのJCBカード
④MUFJカード
⑤アイフル
⑥プロミス
⑦三井住友キャッシングローン
⑧アコム
⑨Dカード

③UFJニコスのJCBカードにはUFJ銀行の借り入れ
もあったので、そちらも整理してもらうことに。
(毎月15日に1万円が自動引き落としなので残高把握できてない)

1枚ずつの支払日と引き落とし銀行口座の確認、残高(覚えてる概算で可)を書類に記載、カードはその場でハサミを入れられていきました。

④MUFJカードだけは残しておきたかったのですが、
UFJ銀行と紐づいていることから、他のカードが使用できなくなった際に、
こちらのカードも使用停止になる可能性があるので、こちらも整理へ。

その代わり楽天カード(限度額10万・国際ブランドはマスターカード)を手元に残しておくことにしました。

銀行残高をゼロにする

カード会社も現金が欲しいので、
銀行からお金が引き出せなくなる可能性があると言われました。

給料日に振り込まれたらその日のうちに全額引き出す、
今もお金があるなら全額引き出しておくようにと。

一通りの説明が終わると、書類に記載捺印の手続きへ。
記入した書類の説明と確認を終え、
それらの書類のコピーをもらって事務所を出たのは約1時間後でした。
(出勤時間を伝えていたのでそれに間に合うように終わらせてくれました)

出社までに少し時間があったので、
三井住友、UFJ銀行に残っていたお金を引き出し
昼休憩の時に給料日の振込先銀行を三井住友からゆうちょ銀行へ
変更手続きを行いました。

三井住友銀行とUFJ銀行は今回の任意整理で
お金をおろせなくなる可能性があるので今後は使わないことにしました。

メインの銀行はゆうちょ銀行に

家賃や楽天カード、光熱費の引き落とし先もゆうちょ銀行に変更。

今まで、VISAは三井住友
JCBはゆうちょ
MUFJやUFJニコスカードはUFJ銀行
引き落とし先銀行口座をバラバラにしてました。

それも支払い総額を把握しきれなかった原因のひとつだったと思います。

給与振り込み口座がUFJ銀行から三井住友銀行に変わったのは転職が理由でしたが、
その際にクレジットカードなどの引き落とし先も変えておくべきだったのです。

Wワークをしていて、UFJ銀行、三井住友それぞれに入金があった為
そのままにしていたのもあるのですが、
私のようにお金の管理ができない人間がやって良い事ではなかった。

気付くことの大切さ

消費者金融の方と話したことで、
カード会社、消費者金融の借り入れ金額の総額が
300万円以上だということがわかり、
第三者からの視点で私に「支払い能力がない」ことを教えてくれました。

自分は払えている、やっていけていると思い込んでいました。
日々、銀行口座のお金をどう回そうかと考え続け、
辛い職場環境も「支払いのため」と辞められずにいました。

「任意整理」という言葉は知ってはいましたが理解はしておらず、
自分一人では「任意整理をおこなう」という結論に辿り着くことはできなかったと思います。

任意整理の手続きを行なったからこれで終わりではなく、
これから3〜4年をかけて支払い続けます。
払い終わる頃には50歳超えてますw
30〜40代をカード払いの事を悩み続けてきたことを考えると、
なんでもっと早く、若いうちにやっておけばと思います。

アパレル販売ももっと早くに辞めていればよかった。
でもその時には気付くことはできなかった。


気付くタイミングってあるんだなと思いました。
遅かったかもしれないけど、気付けてよかった。

明日は現金生活スタートのお話をします。