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元アパレル販売員の任意整理①弁護士事務所編

元アパレルの販売員(20年勤務)現派遣社員(事務職)のひかるです。
この度、

債務整理手続きを始めました!

とうとう支払いに行き詰まる

アパレル販売員時代の個人買が苦しくてクレジットカードを使ってのショッピングとキャッシング、それらは全てリボ払い
引越し費用の為に契約したキャッシング会社1社では足りずに、生活費のためにお金の借り先をどんどん増やしていっていました。

Wワークやトリプルワークをして支払いを続けていたのですが、
コロナ渦での収入が減ったところに、
区民税未払いによる派遣会社へ給料の差し押さえが入りました。

北区役所の担当者に相談するも、未払いの金額が60万円以上なので
月々最低でも6万払えと言われ、
手元に残るお金が12万の日々が続き
足りない生活費を補うためのキャッシング&クレカ利用

キャッシングの支払いだけは支払日を厳守していましたが、
クレジット会社への支払いが全て1ヶ月遅れに。
転職のタイミングで収入証明書の提出を求められ、それを提出した結果、

全てのカードが使用停止になりました。

現在では法律により、借り入れ総額が年収の3分の1を超えると新たな借り入れができなくなっているとのこと。
またdocomoが発行するdカードは支払いが2度遅れた結果、利用停止になりました。

派遣先が変わるタイミングで区役所に相談し(短期雇用につき将来の収入が不透明になったと説明)そこで区役所の差し押さえは一旦止まり、
月々1万円を分割で払う事で落ち着いたのですが、

現金収入は全てカード払いの返済に、
生活費はクレジットカードを使っていた生活が、
カードを止められた事で回らなくなりました。

このままでは電車代もなく仕事に行けなくなるのでは、と
「ブラックでも借りられる消費者金融」を検索。

一時的でも手元に現金10万円があればしばらくしのげるのでは、と必死でした。

「ブラックでも借りられる消費者金融」と検索して出てきた金融会社でも審査落ちが続く中、
唯一融資可能と連絡が来た会社に行くと、
債務整理のための弁護士事務所を紹介されました。

いわく、私には法律上、貸し出せる金額はない。

消費者金融と債務整理弁護士が繋がっていてはいけないそうですが、
消費者金融の担当者さんと自身の借り入れ金額の詳細を話していたら

新たに借りている場合ではないな、
自身の力ではもうどうしようもないなと気付くことができました。

お金のことは親含め、友人に相談できる事ではないですよね。
ずっと働いていたし、返せてもいたし、このままで大丈夫だとずっと思っていました。

でも実際は、毎月1万円年間12万円を返しているつもりでもその半分は利息としてとられていて、実質年間6万円しか返せていない。
その間もショッピングやキャッシングで借入金と利息は増えていく

自分では払えているつもりでも、
利息が上乗せされていくから減っていない。

ボーナスが出るのであれば、そこで大きな金額を一度に支払うことができるけど、ボーナスなんてない

月々の支払いで払い終わるしかない、でもこのままでは終わりが見えない。

自己破産という選択もありましたが、
借りたお金はきっちり返したいと任意整理を選択しました。

任意整理とは

弁護士事務所で説明を受け、私が理解したのは下記の通りです。

各カード会社に弁護士が入り、全ての手続きを行ってくれる
弁護士さんがカード会社と分割払いの手続きを行う(示談・和解)
それが成立すると、
借り入れ金額を今後分割で払うことが決定する。
その分割払いには利息はつかない
30万残っていたら3年かけて30万を払うだけ)

示談が成立せず、訴えられる可能性もなくはない

任意整理を行うクレジットカードは使えなくなる

月々に払う金額は弁護士さんと相談の上、
手取りから月々の必要なお金(家賃・光熱費・お小遣い等)を除いた、
支払い可能な金額を算出して決めました。

弁護士費用は40万+消費税

これをまず、最初の分割払いで払います。

私は月に8万円を支払うと決めたので、
8万円×5.5ヶ月分は弁護士費用、
6ヶ月目8万円から、
弁護士費用残りと各カード会社への支払いがスタート。

元々の負債に弁護士費用が加わるのか!
と思われるかもしれませんが、
支払いに利息がつかない、
何より、
返済に終わりが見えて精神的楽になることを考えたら
40万円は妥当だと思いました。

任意整理のデメリットは、
任意整理を行うクレジットカード、
キャッシングカードは今後使えなくなる、
ブラックリスト入りする、です。

でもこれまで、
ショッピングリボ払いや
キャッシングを止めることができなかった私には
それくらいの強硬手段で手放すことが最良だと考えました。

明日は弁護士事務所で行ったことを書きます→法律事務所手続き編