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中殿筋の解剖学的特徴から臨床応用を考えよう

リハ塾の松井です!

中殿筋はトレンデレンブルグ徴候との関係や膝OAの内反変形や痛みにおいても関連が言われており、注目される筋肉の1つです。

教科書的には殿部の真横についているイメージがありますが、実は中殿筋は殿部の後方まで広がっています。

となると、一般的な中殿筋のトレーニングとして側臥位や背臥位での股関節外転ではごく一部の繊維しか収縮を促せない可能性がありますよね。

今日は解剖学的に中殿筋はどのように走行するのか、それぞれの繊維はどんな働きがあるのか、どこが弱化しやすいのかを解説します。

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