臨床的な腹筋の評価方法

リハ塾の松井です!

養成校で習う体幹屈曲のMMTってどんなのか覚えていますか?

背臥位で膝を立て、体幹を屈曲してくるというものですが、これは主に骨盤に対する体幹の動きを評価しており、腹直筋の筋力評価として用いられます。
回旋の動きを加えると、腹斜筋群の評価にもなりますね。

ですが、臨床的には体幹を屈曲するという動きよりも、骨盤の前方偏位や前傾を制動するという役割の方が重要だったりします。

この場合は既存のMMTの評価法では評価しにくく、必要なのは体幹に対する骨盤の制動を行う能力で、下腹部の機能です。

今日はそんな体幹の屈筋に着目し、上部と下部に分けて考えてみましょう。


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