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リハ塾マガジン

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#肩関節

肩関節リハにおいて脊柱の評価は必須

リハ塾の松井です! 今日は肩の可動域制限、痛みと姿勢、脊柱との関係について解説します。 僕は肩関節のリハビリでは、必ず脊柱の評価をします。 他動運動、自動運動でもですが、肩を挙上していくと、頚部が屈曲したり体幹が後傾したりする症例を多く経験します。 これはけっこうあるあるじゃないでしょうか? そんな症例はほぼ脊柱の機能低下があります。 なので、座位、腹臥位、側臥位などで頚部のコントロール、胸椎・腰椎の代償動作を観察すると、左右差があったり、偏った動きが見つかります。

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前鋸筋は僧帽筋とセットで考えよう

リハ塾の松井です! 肩関節において、腱板筋群は当然重要な筋群なのですが、「前鋸筋」も同じくらい重要な筋肉です。 腱板筋群が肩甲骨に対する骨頭の動きをコントロールするのに対し、前鋸筋は骨頭に対する肩甲骨運動をコントロールします。 特に肩関節おいては、肩甲胸郭関節は浮遊関節なので、肩甲骨から見た骨頭、骨頭から見た肩甲骨のコントロール、両方の視点から肩関節運動を考えることがより重要となります。 今回は後者の骨頭から見た肩甲骨という視点から考えた時に、前鋸筋がどう機能するべき

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肩関節における上腕三頭筋の重要性

リハ塾の松井です! 肩関節の後方組織と言えば、棘下筋・小円筋・上腕三頭筋などが挙げられます。 腱板筋群である棘下筋・小円筋は臨床でも着目することが多いと思いますが、上腕三頭筋もかなり重要だと思っています。 解剖学的に弱い腋窩陥凹を補強するような形で上腕三頭筋が位置しているのもその理由の1つです。 今日は上腕三頭筋に関する解剖研究から、上腕三頭筋の構造を今一度学び、肩関節リハに活かせる知見があるか考えてみました。

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鎖骨の運動学と臨床的なポイント

リハ塾の松井です! 肩関節運動に関わる関節は、肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節、肩鎖関節、胸鎖関節などなど、複数の関節が関与しています。 目につきやすいのは、肩甲上腕関節ですが、鎖骨の動きが関与する肩鎖関節と胸鎖関節も肩関節の動きの中では非常に重要な部位です。 今日は臨床的な視点で、鎖骨が関わる肩鎖関節、胸鎖関節が肩関節の動きの中でどのように動くのか、評価・アプローチはどうしたらいいのか?について解説します!

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僧帽筋・前鋸筋に対する4つの運動療法

リハ塾の松井です! 今日は肩関節の筋活動に関する論文から、どんなエクササイズがどこの筋肉を活性化するのかをまとめました。 肩関節周囲は筋肉が多く、どこを狙って運動療法をするのか、どんな運動を選択するかで効果が全然違ってきます。 知っておくと、筋肉を促通したいときにも使えますし、評価にも使えるので、知っておくべき知識だと思っています。 運動療法のバリエーションを増やしたい方も是非読んでみてください!

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肩峰下インピンジメントの評価・介入のポイント

リハ塾の松井です! 今日は肩関節の疼痛、可動域制限のある方の特徴から、どういった評価・介入をすべきかについて解説します。 肩の痛みや可動域制限は臨床的にも多く、多いにもかかわらず中々改善しないケースが多いことを度々経験します。 そういった場合は、まず痛みや可動域制限がある方の特徴を踏まえ、対象者には一般的な特徴と比べて同じような所見を呈するのか?違うならどんなところが違うのかを評価するべきでしょう。 そのための参考になればと思います。

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頚肩部における7つのポイント

リハ塾の松井です! 臨床でも頚部痛や肩の痛み訴える方、少なくないですよね。 ですが、マッサージでその場は良くなっても、多くの場合は次の日には元に戻っていませんか? それはマッサージした硬い部位が結果としての症状だからです。 硬くなった背景に原因があり、それがあるからその部位が硬くなっていると考えると、元を何とかしないと根本の改善にはなりません。 今日は頚肩部に絞って、介入したほうが良い部位をピックアップしました。 介入したほうが良い部位は以下の7つです。

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肩関節疾患の基本的な評価と介入の進め方

リハ塾の松井です! 最近は肩関節疾患の患者さんを診る機会が増えているのですが、やはり改めて肩関節疾患は難しいなーと感じております。 でも、個人的に一番好きなのも肩関節疾患なので、上手くいかない症例もいますが、必死に頭をひねってあの手この手を考えています。 そこで、今回は僕が個人的に一番好きな肩関節についてのテーマを持ってきました。 臨床で肩関節疾患を評価・介入する際のポイントを僕なりの解釈でお伝えしていきます!

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肩関節における関節包、靭帯の捉え方

リハ塾の松井です! 今日は肩関節における関節包、関節上腕靭帯の臨床的な捉え方について解説します。 肩関節は筋肉で考えても、小さい筋肉が多数付着しており、臨床的にも難しい関節の1つと思っています。 筋肉ならまだ良くても、靭帯や関節包となると途端に苦手意識が強くなる方も少なくないのではないでしょうか。 ですが、靭帯や関節包の拘縮が関節可動域制限に関わっている症例も少なくありません。 そこで、今回はそんな関節包と靭帯について、なるべく分かりやすくまとめてみました。

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肩関節リハのポイントは骨頭の求心位

リハ塾の松井です! このような悩みありませんか? 短縮した筋をストレッチしたり、痛い部位をマッサージすることも必要ですが、それだけでは大きな改善は見込めません。 個人的にかなり大事にしているのが、如何に骨頭を関節窩へはめ込むかということ。 これができれば、あとはそんなに難しくないと思っています。 具体的にどういうことか解説していきます!

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肩挙上初期に問題に対する棘上筋・棘下筋の運動療法

リハ塾の松井です! 今回は腱板筋群でも外旋へ働く棘下筋、棘上筋への運動療法の紹介。 その中でも、棘上筋、棘下筋の上部繊維を狙ったものです。 棘上筋、棘下筋は腱板損傷や断裂でも障害されやすい部位です。 腱板に損傷がなくても、肩関節挙上を代償して肩甲帯挙上をおこなっていると、肩上方組織の滑走性が低下しやすく、棘上筋や棘下筋の機能不全、柔軟性低下が起こりやすいです。 今回紹介するのは、そんな時に有効な運動療法です。

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肩関節屈曲制限の考え方

リハ塾の松井です! 肩関節の障害で最も多い訴えの1つが「肩が挙がらない」というもの。 臨床でも屈曲ができないという訴えは本当に多いです。 そんな訴えに対して、何とか屈曲制限を改善しようとしますが、中々上手くいかないことも少なくありません。 僕自身は今でも難しい症例はたくさんいますが、若手の頃よりは悩むことは少なくなりました。 何で悩むことが少なくなったのか、今回はそんな僕自身の経験を踏まえ、屈曲制限に対する考え方をお伝えします!

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肩関節伸展におけるポイントは「前鋸筋」

リハ塾の松井です! 今回は肩関節伸展制限に対する考え方を解説します。 伸展って屈曲よりあまり意識しないかもしれませんが、生活の中で伸展することって意外と多いですよね? 何か物を取ったりする時、わざわざ正面を向いて取らずに、後ろへ手を伸ばして取ることもたくさんあります。 また、基本的なところで言えば、結滞動作なども肩関節伸展が必要です。 そんな肩関節の伸展を出すにはどうしたらいいのか、みていきましょう。

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抗重力位での肩関節挙上は体幹・下肢機能を見る

リハ塾の松井です! 今日は肩関節運動における体幹、下肢活動の評価をご紹介します。 臥位だと肩関節を挙上できるけど、座位や立位では上手く挙上できないという症例は多いかと思いますが、その要因の1つには体幹や下肢の筋活動が関与しています。 臥位と座位や立位との違いを考えると、体幹や下肢の筋活動の違いは当然ありますからね。 今回はそれをふまえて、肩関節と体幹や下肢との関連性を解説していきます!

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