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リハ塾マガジン

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2019年6月の記事一覧

踵骨骨折の手術と絶対介入すべきポイント

リハ塾の松井です。 さて、今回は足関節骨折の手術から、踵骨骨折の手術とそれを踏まえたリハビリの介入ポイントについて解説しています。

足部の機能障害と各骨の役割、評価法

リハ塾の松井です! 今回は臨床で足部を見る上で大事な踵骨、舟状骨、立方骨、第1列の評価法を足部の機能障害と関連付けて解説を動画でお届けします。 約40分の動画となっております。

足関節骨折の治癒を妨げないために必要なこと

火曜日ライターの松井です! 職場のマッチョな先輩に腹筋を割るには何をしたらいいですか?と聞くと、腹筋ローラーが一番良いと言われたので、すぐに購入して毎日腹筋ローラーをしています。笑 初めてやったのですが、思った以上に全身を使うので良いトレーニングになるなと感じました! 立ったままやると全然できないので、とりあえずは膝をついた状態でやり込みます。 夏に向けて皆さんも腹筋ローラー試して見てください! さて、今回は足関節骨折と理学療法戦略について、骨折後足部にはどんな反応が

下腿、足部の神経、血管系の解剖学を臨床へ活かす

火曜日ライターの松井です! かれこれ3年くらいは継続してPhysio365然り、アウトプットを続けているわけですが、アウトプットは最大の勉強になるというのはやっぱり間違いないなと改めて感じています。 学生の頃はひたすらノートに書くなどの暗記に近い形で勉強していましたが、それよりも今の方が勉強しているという実感は薄いけど、知識として身についていることが良くわかります。 ですが、僕もそうでしたが、いきなりアウトプットはハードルが高いのも事実。 そんな方にオススメな勉強法は、

呼吸に対するフィジカルアセスメント

リハ塾の松井です! 皆さんは呼吸症状をどのように評価しますか? 呼吸は誰でも必ず必要なものなので、評価できるに越したことはありません。 特に訪問リハビリなどでは、自分が相手の些細な変化に気づけるかどうかがかなり重要になってくるはずなのです。 知っている方も知らない方もおさらいしておきましょう。

感覚-運動の不一致による異常知覚と身体運動への影響

リハ塾の松井です! 今日は運動と感覚のズレが身体運動へもたらす影響について書かれた論文をご紹介します。

姿勢を応用した評価

リハ塾の松井です! 背臥位、側臥位、腹臥位、座位、立位など、姿勢って様々なパターンがあって、それぞれにメリット、デメリットがあります。 なので、それらをうまく使えば、評価としてのツールにもなり、いつもの方法で見えてきにくい機能障害も見えてくるかもしれません。 例えば、臥位では座位や立位より支持基底面が広く、重心位置も低いため、比較的安定した状態で上下肢を動かすことができますし、筋緊張の抑制にも繋がります。 座位や立位では、臥位より不安定ではありますが、下肢や体幹筋を使

肩伸展制限の鍵は前鋸筋

リハ塾の松井です! 今回は肩関節伸展制限に対する考え方を解説します。 伸展って屈曲よりあまり意識しないかもしれませんが、生活の中で伸展することって意外と多いですよね? 何か物を取ったりする時、わざわざ正面を向いて取らずに、後ろへ手を伸ばして取ることもたくさんあります。 また、基本的なところで言えば、結滞動作なども肩関節伸展が必要です。 そんな肩関節の伸展を出すにはどうしたらいいのか、みていきましょう。

可動域を改善するにはハムストリングスがポイント

リハ塾の松井です! 可動域を広げたくてストレッチをする。 これは間違いではありません。 ですが、ストレッチを続けても効果が感じられないという場合はストレッチするべき場所が違うかもしれません。 せっかくストレッチに時間を使うのに、効果が出なくてはもったいないです。 ストレッチで効果を出すための1つのポイントを解説しますので、一緒に見ていきましょう。

筋肉へのアプローチの原則〜肩屈曲制限〜

リハ塾の松井です! 肩関節の障害で最も多い訴えの1つ、「肩が挙がらない」。 臨床でも屈曲ができないという訴えは本当に多いです。 そんな訴えに対して、何とか屈曲制限を改善しようとしますが、中々上手くいかないことも少なくありません。 僕自身、今でも難しい症例はたくさんおられますが、若手の頃よりは悩むことは少なくなりました。 今回はそんな僕自身の経験を踏まえ、屈曲制限に対する考え方をお伝えします!

肩関節外転制限のポイント

リハ塾の松井です! 昨日の内転制限に引き続き、今回は外転制限について。 屈曲ばかりに目がいっていてはいつまで経っても中々可動域は改善せず、日常生活も送りづらい日々が続くことになります。 屈曲制限を伴う方の多くは、外転制限も同時に存在します。 理由の1つに、肩関節屈曲に伴って外転・外旋の動きが入るからです。 ただ、屈曲は矢状面の動き、外転は前額面の動きのため、当然制限因子となる組織も微妙に違います。 なので、屈曲がしにくいという方は、一度外転に着目してみると屈曲も改善す

夜間痛と肩関節内転制限の関係

リハ塾の松井です! 肩関節機能障害において、夜間痛を呈する方はとても多いです。 「夜寝るときの痛み、何とかならないのか?」と言われて悩んで介入するけど、あまり良くならない経験、僕は多くあります…。 そんな難しい夜間痛ですが、肩関節内転制限に着目して評価してみてください。 そこに打開する鍵があるかもしれません。

痛みのフィジカルアセスメント

リハ塾の松井です! 今日は臨床において必ず必要なスキル、フィジカルアセスメントについて一部解説します。 臨床で必ず聞く悩みの1つ、痛み。 その痛みが何からくるものか鑑別していますか? 鑑別して原因が分かれば対処もできます。 逆に原因が分からなければ対処もできません。

坐骨神経痛は鼠径部が問題かも

リハ塾の松井です! 坐骨神経痛様の痛みや痺れを訴える方って多いですよね。 坐骨神経痛の症状として特徴的なのは、腰部〜臀部、大腿外側〜下腿外側にかけての痛みや痺れが多いと思います。 坐骨神経は梨状筋の上あるいは下、筋繊維を貫通して走行するため、梨状筋が坐骨神経痛の原因として大きいのではないかと考える場合も多いはず。 ですが、どれだけ梨状筋を緩めたり、他の臀筋群の筋トレなどしてもあまり効果がないことも良くあります。 そんな場合、診て欲しいのが鼠径部です。