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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
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2018年9月の記事一覧

知って得する痺れの生理学

リハ塾の松井です! 「足の裏が痺れている」 「指先がピリピリする」 このような痺れの訴えってよく聞きませんか? 痺れの訴えは多いですが、何で痺れが起こっているのか、リハビリで治るものなのか。 この辺を曖昧にしていませんか? 僕自身、糖尿病や脳血管障害の方のリハビリを担当した際など、上記の訴えを本当に多く聞きましたが、これという答えを返せていませんでした。 それもそのはず、痺れについての理解が全然できていなかったから。 ADL自体に大きな支障が出ることも少ないため、

セラピストが肩の痛みを作り出しているかも

どうも! リハ塾の松井です。 これをお読みのあなたは、自分の手で患者さんの痛みを強くしてしまっているかもと考えたことがありますか? 少なくとも新人の頃の私は、痛みを良くしようとリハビリしているのに、それが痛みを作り出しているなんて考えもしませんでした。 以前の記事でもお伝えしましたが、組織にはそれぞれ修復するおおよその期間があるため、その期間前にその組織に対してストレスをかけるようなことをすると、痛みを強くすることもあります。 今回は、肩関節に限定してセラピストが痛み

知っておくべき異常な痛み症状

普段、痛みについて問診する際、どんな風に聞きますか? 表面の痛みですか?深い部分の痛みですか? チクチクしてますか?ズキっとしますか? 鈍い痛みですか?鋭い痛みですか? などなど、痛みの性質や頻度、痛みを感じる部位などを問診で確認することは重要です。 しかし、これを聞いただけで満足して終わっていませんか? 私もそうでしたが、とりあえず聞いてはみるが、結局聞いただけで何にも活かしていないことがほどんどでした。 それは、やはり痛みについての知識が乏しかったから。 痛み

知らないの?痺れの生理学

火曜日ライターの松井です! 前回、末梢神経系の痺れが起こる原因と種類に関してお伝えしました。 今回は中枢神経系による痺れについて。 痛みも末梢神経系、中枢神経系の両方の要因から痛みが起こるので、痺れも当然両方の側面から評価するべきです。 末梢神経系は、血行不良による神経系の代謝不良が問題となっている場合が多いため、そこを解決できれば改善に向かうはずなので、そこまで厄介という印象はありません。(個人的にはですが) しかし、中枢神経系による痺れはもちろん問題が中枢にあるた

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