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ニューイヤー駅伝と集中した選手の走る姿

年末にコロナ感染してしまったこともあり、病み上がりの散歩に出る。
元旦で閉まっている店も多いが、長崎市内の浜の町まで往復約4キロを歩く。浜町アーケードには、三菱重工長崎を応援する垂れ幕がある。
そう、今日は午前中からニューイヤー駅伝で長崎市から三菱重工長崎が出場して、見事、4位入賞で終わった。
古豪の宮崎県から出場した旭化成は16位と振るわない中、九州勢としてはよく頑張ってくれたと思う。
明日は、箱根駅伝もある。
毎年、この正月三ヶ日は駅伝づくしになる。
抜きつ抜かれつのデッドヒートよりも集中して自分のペースで走っている選手が好きだ。タイムは関係ない。走る姿がその選手本来の集中力を醸し出しているような選手がいるとみいってしまう。
そういう選手は、往々にしてタイムもいいのだが。
三菱重工長崎の林田選手はそんな選手の1人。数年前、箱根駅伝の五区で活躍した日体大の服部選手の走りが好きだったが、林田選手にも似たような雰囲気を感じた。
走るときは何を考えるのだろうか、身体全体で体現する感覚に集中しているだけなのだろう。タイム?チームへの貢献・プレッシャーなどあるが、走ること自体に集中できているとき、外界とは切り離された自己への集中、そしてそれはタイムとか順位とかも関係ないところでその姿自体でもって観る人に伝える何かがある。

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