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いい習慣は才能を超える

今日のタイトルかっこよくないですか!

これは私の言葉ではないけど、私が初めて何かやりたいと思うきっかけをくれた人の言葉です。

高校1年生の時学校の課外活動の一貫で、何やらお偉いさんが沢山集まってプレゼンをするイベントに参加することになった。

その時パネラーの中にいた1人の人のプレゼンがとにかく私の心を強く打って、感動した。その人のプレゼンの後質問の時間にもうほぼ無意識に手を挙げていた。

そして、私はペラペラと自分の夢をそのお偉いさんの前で語り『オススメの本はありますか?』とありきたりな質問をした。

今考えるとなんて恥ずかしいことを、、、と思うがこれが私の出発点だったのではないかなと思う。

その人はそんなイタイ高校生の私にとても丁寧に笑顔でハキハキと受け答えをしてくれて、そのイベントが終わった後に名刺まで渡してくれた。

そして、その人は私に向かって
『経営者になりたいなら、うちの会社見学においでよ〜』と言ってくれた。

そう、私はその時その方に向かって『私は将来経営者になりたいのですが、、、』と言ったのだ。

そんな高校生の夢をバカにせずに、私の夢の実現の手助けをしようと言ってくれたのだ。

私がこの人かっこいいな、魅力的だな、この人に出会えたことは私の人生の中で大きいことだな、と感じるような人たちは、絶対に年齢で人を評価しない。私がただの高校生でもちゃんと1人の人間として接してくれる。そういう人たちの背中を追いかけてここまできたのだと思う。

私は名刺をもらったことが嬉しくて嬉しくてその日家に帰ってすぐにその会社宛にお礼状を書いた。これは本田健さんの本に書いてあって『忙しい人ほどお礼状が早く届く』というのを読んで真似てみただけなんだけど。

そして本当にすぐ返事が返ってきて、メールのやり取りをして後日会社見学に行かせてもらった。

本当にたかが高校生の会社見学のためにレジュメまで用意してくれていろんなお話をしてくれた。

会社の理念についてや、自分の理念、会社の業務内容や自分の人生について。

こんなに歳の離れた大人と深く話したのはこれが初めてだったから、楽しくて楽しくて夢中になって話を聞いて、夢中になって大きな夢を語った。

この人なら私の夢をバカにしたりしない!どうやったらその夢を実現させることができるかを一緒に考えてくれる人だ!と強く感じた。

そのとても濃い時間の中で1番心に残った言葉が今日のタイトルにもしている『いい習慣は才能を超える』だ。

その人は習慣づけることの大切さを懇切丁寧に教えてくれた。

・挨拶は自分からすること
・笑顔で挨拶をすること
・朝起きたらラジオ体操をすること
・毎日朝ごはんを食べること
・本をたくさん読むこと
・毎日一生懸命やること
・感謝を忘れないこと

どれもどれもごく当たり前なことのように感じる。けれど、これが全部できている人って本当になかなかいない。

その人は私に、
『とにかく当たり前なことをしっかりと習慣にしなさい、今のうちにたくさんたくさんいい習慣をつけておきなさい、その習慣はいつか誰かの生まれ持った才能を超えるからね』
と言ってくれた。

そこから私はとにかく沢山の習慣をつけることを頑張ったように感じる。

日記を毎日書くこと、本をたくさん読むこと、レスポンスは速くすること、挨拶は自分からすること、いつもニコニコハキハキしていること、感謝を忘れないこと。

きっと私が高校生の間に頑張ってつけた習慣が今の私を守ってくれているんだなと感じる。

そして、いつか私も同じように大きな夢を持った学生に対して、こんな素敵な助言ができるような人間になりたい。

本当に出会いは人をかえるし、出会いは人生だな。
人生は出会いだな。出会いを大切にしていこうと改めて思い直した今日でした。

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