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伝道師への道・おむすびをむすび続ける先にあるもの

「はじめに」の話をしてから、今率直に感じていることを話す時間をとります。

はじめに、で伝えられたことを改めて感じると、伝道師になること、そして「心がほどけるおむすび」の伝え手として伝え手の心をリレーできるか、というような不安がよぎるようです。同時に「きっと必要としている人がいるからそういう人に届けたい」という氣持ちも強くなる。

職業にとらわれないで

伝道師養成講座だけど伝道師になる必要はないんですよ。「伝道師」という職業的な感覚に囚われてしまわないでほしいと思います。(これは誰にでもどんな仕事を選ぶ時にも言えることですね)

心がほどけるおむすびをむすぶこと、むすび続けることは、自分とまっすぐ向き合い続ける手段でしかありません。自分とまっすぐまっすぐ向き合っていくこと、クリアなエネルギーを受け渡すことができるようになることができるようになった時、やりたいことが心がほどけるおむすび伝道師じゃない可能性はあるよね。

とはいえ心がほどけるおむすびの素晴らしいところは、自分と向き合う、向き合い続けるために特別な時間を必要としないこと。特別用意しなければいけない道具もありません。家にあるもので家のいつもの空間で日常の中で「おむすびをむすぶこと」で自分と向き合える。暮らしと同化しながら自分と向き合えるところが素晴らしいよねと思っています。


どうにかしてあげたい氣持ち

そしてこれはわたしの経験上でも感じることですが、心がほどけるおむすびの会に来てくださる方って、癒しを求めている人も多いし、自分と向き合うことが苦手な人も多いです。でも何か求めて(たとえ無自覚でも無意識で)”なんとなく”足を運んでくださる。

そんな方を感じた時「癒してあげたい」「答えへ導いてあげたい」と思ってしまうこともしばしばですが、それは余計なお世話だ、ということを戒めなければいけないとわたしは思っています。

行動を起こそうとするタイミング、理解のスピード、言語化できる時というのはひとによって異なります。先回りしてその人の答えを決めつけたり、可能性を狭めたり、成長のチャンスを奪ったりしてはいけない。すぐ答えを出そうとせずグレーをOKとする、待つ、そのまま寄り添う、そういったことが必要になるように思います。

まぁ、偉そうに書いていますけど、わたしもここは特にずっとずっと修行中な感覚です(笑)

じゃぁどんなふうにお客様と共に時間を過ごすか。

今ここで、目の前のこのお客様を幸せにできているか。

そこに集中すること。

だから今ここに心を開くという感覚がすごく大事になるんですね。

何かしてあげるとか、言ってあげるなんてことよりも、たとえ何かを言わなくても、今ここで今のままのわたしと寄り添ってくれた、と安心感を味わってもらえたとしたら。それは充分幸せにできたことになると思います。



おむすびを通して伝えたいことは何か

この答えは受講生それぞれで異なっていくことでしょう。

ちなみにわたしは「より自分を生きる」その世界へ誘ってくれるよ、と伝えたい。

心がほどけるおむすびをひかりの種と思っているのは、その人の中のひかりという名のいのちと共鳴するから。ひかりという名のいのちに共鳴することでよりその人を生きることにスイッチが入る。そのいのちがそうなりたい方へと呼び覚まされる。

心がほどけるおむすびが呼び覚ましてくれるんです。

むすび続けることは呼び覚まし続けることなんです。

そのいのちがそうなりたい方なんて、飛び越えていける世界じゃないし、もしその世界へいけたとしても、まだその先があるんですよ。その伴走に心がほどけるおむすびがある。わたしが心がほどけるおむすびをむすび続けている理由でもあります。


おむすびと向き合う時間の中で「そのままでいいんだよ」と受け止めてくれる肯定の感覚を味わい続けたい(だからそれを伝えたい)ということだってあると思うし

心と体が心底よろこぶ感覚を味わうことで自分の食の感度をあげたい(だから上がるんだよと伝えたい)、ということもあると思う。


講師のわたしと同じである必要はないからね。




今のあなたのために。あなたの次世代のために。採種や栽培、堆肥づくりに必要な資材を買ったり、本当に心地よい環境にするために使わせて頂きます! 応援ありがとうございます♡感謝します☺︎