見出し画像

長男がバドミントンを始めまして。

この文章を書き出すのはとても迷いました。なぜなら半年後には辞めてしまうかもしれないから。

だけど、彼の成長はわたしにとって、子育ての信念を呼び覚ましてくれたり、氣づきを与えてくれることが多い。だから書き残しておこうと思います。栄光への道筋になるかもしれないこのnoteは、マガジンにしておきます。挫折の記録になったっていいさ。


なぜかバドミントンをはじめることになりました

「やりたい!」「やりたい!」というのが数ヶ月続いたでしょうか。非常事態宣言中、家の前で運動がてらやっていたバドミントンを「習いたい!!」と言うようになりました。3年生の春休み、4年生になる頃さらにヒートアップ。でも母はチームを探すのが面倒でした。。。。

そこで!

お母さんに勝ったらいいよ!

と本氣ゲームをすることに。


結果、なんとわたしが負けた・・・・

やりたい!ってすごいなぁ。



ということで、”渋々”バドミントンクラブを探すことにしたのです。

バドミントンクラブなんて、どこにあるんじゃい!ネットで検索しても出てこないぞ!と、右手の人差し指だけで解決しようとしていた母は猛烈に面倒臭くなっていました。

そしてひとつ思い出した。あ、あのスポーツショップに、ポスターいっぱい貼ってあったな。少年団やクラブチームの募集チラシがいっぱい貼ってあるのを思い出し、畑の帰りに寄ったのでした。

そして市内で唯一存在していたジュニアクラブチームを見つけました。



行動だけは早い母。瞬発的順応性だけは高い母。

見つけたその日に、問合せの入り口になっている監督へSMSをし、お電話を頂戴し、体験の日程を決めました。

そこで2つ確認をしました。

●コロナ禍の影響で練習がなくなることはあるか。
→わたしは練習をしない期間が生じることに反対でした。学びは止めたくない、と言うのが思い。河原でランニングでもいいから練習してほしいと思っていた。

●大会出場などあるのか
→サークル的な感じなのか、しっかり勝つことを目標にするのかで、姿勢が全然変わるから。こちらのフォローも含め!


すると、可能な限り練習はしている、というお返事でした。20時終了になってしまうようなこともあるけど、していますと。

そしてびっくりしたのが、全国レベルの選手が数名在籍しているということ。え?!所沢に?!そんな強い子を育てているクラブがあるのか?!ということに衝撃を受け、むしろそんな質問をして申し訳ありません、、と謝ったほどですw


ただ、、、、氣は重かった。

まず「少年団」だったので、お当番がある。そして練習日がめっちゃ多い!預けて送迎だけする習い事と違うことに大変氣が重くなりました。

まぁでも仕方ないね。やりたいのならとことんやってもらおうじゃないの、ということで、母もバドミントンシューズを買い、シャトル拾いやお手伝いを堂々とできる格好で付き合うことにしたのです。

手伝うのなら氣持ちよく。それだけでした。



2ヶ月が過ぎようとした頃のこと

最初はコート打ちのペアを探すのもままならず毎回「緊張する」と言っていた長男でしたが、1ヶ月半を過ぎた頃から徐々に慣れてきて、監督とも話ができるようになっていました。同時に自分ができていないことが何かもわかってきた。

そこでわたしは提案したんです。

「朝、走り込みと素振りをしたらどう?」って。


技術がついていかないのならスタミナをつける。できない理由は体の動かし方がわからないだけ。だったら今できることはこの2つです。

最初からできるわけがないけれど、スタートダッシュで「できるようになってきた!」という面白みを味わえれば、もっとできるようになりたい!に火がつくんじゃないか、と思ったんですね。
ド下手からちょっと下手、なんて、努力ですぐ埋まりますから。


ただ、口だけじゃ子どもは動かないので、最初のうち、朝練は付き合いました。

素振りも、上手な子をみてわたしがわかる範囲で教えていました。念のため書いておくと、わたしはバドミントンについては完全な初心者です。ただ、体育の教員免許を取得しただけあって、体の使い方を解説するのは多分上手。それが功を奏したと思います。


日に日にイメージ通りに腕を振れるようになってきました。シャトルが飛ぶ飛ぶ 笑

飛ばすだけならかなりの方じゃないだろうか。

やっぱり体づくりしておいてよかったな、と彼をみてしみじみ思いました。体がしっかりしてるよ。そこから発せられるパワーったら、ほんと大したものです。

いつかやりたいことが出てきたらそれができるように、と体づくり(=食生活)だけは続けてきた。親として信じていたことが報われたなぁと思いました。



その日は突然に

6月のある月曜日、帰ってくると「試合出ることになった」と長男。

えーーーーーーーっっ!!!


実は8月の大会に向けて、チーム内で選手選抜が始まりました。ですが始めてまだ2ヶ月の彼が選ばれることなんてなかろうと思っていたのですが(←失礼w)、どうやら監督に「あれだけ飛ばせるのは生まれつきのもの」と褒めてもらったのもあり、期待も含め、声がかかったようです。

それともうひとつ。

選手選抜が始まるよ、と長男に伝えると「土日も練習行きたい!」と言い出したんですね。親としては「土日は遊びたいわ〜」という氣分満載なのですが、仕方ない、やりたいのなら送迎しましょう、ということで送り迎えをしていました。そのやる氣を監督は見逃さなかったのでしょうね。


ただわたしは仕事、夫は次男を見ていなければならず、ずっと一緒にいることはできないでいたんです。

その日も監督に「もっと練習来れないのか」って言われたらしく。そしてそんな日に迎えに行った夫が監督から「全国大会優勝を目指します」と言われたらしく。

えーーーーーーー?!?!?!

ウッソやーーーーーーん!!!

出場じゃなくて、優勝?!?!?!



このnoteでも書いていますが、母のわたしは全国大会出場経験もあり、さらに海外遠征もするような強豪校でソフトボールをしていましたので、、、それがどれだけ大変なことか、大変というのは、競技へ注ぐ時間も情熱も労力もどれだけ増えるか、ということなんだけど、それがわかるから、もう、Oh,my god!な感じでしたw

そしてそんなにセンスあるんですか、と。


だけど本人はすごく嬉しい様子。そしてやる氣になっている。

じゃぁ、もうトコトンやらせようか、と夫婦でも話しをしました。

そして長男とも、話をしたのです。


>>続く >>長男がバドミントンをはじめまして2




今のあなたのために。あなたの次世代のために。採種や栽培、堆肥づくりに必要な資材を買ったり、本当に心地よい環境にするために使わせて頂きます! 応援ありがとうございます♡感謝します☺︎