見出し画像

スポーツ競技と暮らし

長男が自立し
次男との2人暮らしも慣れてきました。
ごはんの量とか洗濯物の回数とかお風呂の入り方とか。
すごく変わってきたなと思うのは
今までずっと長男がいての次男だった「弟」から
ひとりの存在として向き合っている、という感覚。

いわゆるひとりっこってこういう感じになるんだろうな、と。

「お兄ちゃんなんだから」「弟なんだから」という括り方はしないこと
比べないこと
これはわたしが2人目をうんだ時に決めたことで
ずっと守ってきました。

それを意識せずしないことが当たり前の環境になると
今まで見落としてきたものや
兄によってフォローされてきたことで問題課題にならなかったものが
浮き彫りになってくるな、と感じています。

最初は兄弟でよかったな、とも思いました。
ずっとひとりっこだったらわたしすごいスパルタな毒親になってたかもしれない。。。


次男の課題

次男の課題は「わからないことがあると黙る」こと。

どうしてそれをやろうと思ったか
今何を感じているか

こういう質問に弱いです。

理由は
①今考えるのが面倒くさい
②拗ねていじけて答えたくない
③どうやって言っていいかわからない
このあたり。

いずれにせよ
途中で「諦める」になります、伝えることを。

考える→(   )→言う

この( )の間が
長ければ長いほど「言う(伝える)」が面倒になるし諦めに近づくんじゃないかと思うんですね。

で、( )には何が入るかと言うと
a.言葉を選ぶ
b.まとめる
c.本当にそうなのか再検討する
こんな感じかな。

abcいずれにせよ
ある程度の大体で「言う」へ移らないと
うまく言わなきゃ、伝わるかな、合ってるかな、怒られる答えじゃないかな
と、グルグルも生まれるし「ま、いいや」って飲み込みがち。

ある程度で言う、をするには
勇氣もいるし、練習もいるだろうと思います。

それができなくて
おとなになって苦労してる人、多いと思いますよ。
あと言わないで「ま、いっか」って妥協してる人ね。

この習性は自分も相手も絶対ハッピーじゃないとわたしは感じているから、次男に「言う(伝える)」はとことんしつこく練習させています。

クセは競技にも現れる

結局伝えるのを諦める、の癖は
バドミントンのプレーにも現れていて。

伝えるのを諦める=考えるのを諦める

実はこの態度が試合中にも出ているんですよね。

どこに打っても拾われてしまう
コートの中を走らされて拾えない

こういった状況になった時って
点をどんどん入れられてしまって
相手優位の空氣になります。
もう何していいかわかんない!

そこで考えるのを諦めたら”絶対”試合終了なんです。

③どうやって言っていいかわからない
の時の氣持ちってどんななの?
黙ってるけど氣持ちはどんな様子なの?
と聞いたら
「焦ってる」と言っていました。

まんまと試合と一緒だね。
焦って終わり、なんてこと多々あるよね。



どうしたらいいか
どう言ったらいいか
考えていないはずはないんです。
黙っているけど、考えていないはずはない!
(こっちはめちゃめちゃイライラするけど!!!)

ただ、それをどうしたらいいか(どう言ったらいいか、どう行動したらいいか)わからないから言えない・動けないだけなんですよね。
(分かっているけどイライラすんのよw)



考えている時って
あれもこれも出てきますよね。
それこそ余計なネガティブ要因も。

そのあれこれをひとつにまとめようとしたり、うまくやろうとするから焦る。

言葉もそうだし
プレーもそう。

あれこれをひとつにする必要って・・・ないよね?
正解なんてないんだから「誰かの決めたうまく」なんて必要もない。

ここ!ここを知っておいて欲しい。
(と次男に紙に書いて説明しました)


ひとつ、ひとつ、とりあえず言ったらいいし
ひとつ、ひとつ、とりあえずやってみたらいい。

ひとつ言う、ひとつやる、
「とりあえず」言ってみる、やってみる、をやろう。

母さんと話している時なら
ひとつひとつ言えばいいよ。
氣持ちをまとめるのは一緒にやろう。

試合中なら
考えたことひとつひとつ試してみよう。
どれが立て直しに良さそうかはコーチにアドバイスを貰えばいい。


わからない から 「諦める」のか
わからない けど 「考えをひとつひとつ言う(行動に起こす)」のか
大きな差です。

その練習はスポーツだけじゃなくて
暮らしでも十分トライできる。

暮らし方は生き方で、生き方がプレーに出ていて、プレーが人をつくる。

だからわたしは
暮らしをおろそかにすることを許したくないんです。


そしてもうひとつ「やっぱり」と思ったのは
彼の場合、文章力がないんです。
これね、宿題の音読を毎日やっていたり、日常的に本を読んでいたりする子はできます。
次男は活字が好きじゃないし、毎日やる、っていうのが苦手なのですよ。

「面倒だからやらない」
「つまんないからやらない」
だけど大好きなものがそれを超えた先にあったら、乗り越えないとね。

やりたいことだけやっても
楽しさはあっても
よろこびには到達しないんだよ?

学校の宿題なんて、とバカにせずやってもらおうと思います。
宿題レベルで大好きなバドがめっちゃうまくなったら超ラッキー!笑

▼息子たちのバドミントンマガジン、書いています▼




今のあなたのために。あなたの次世代のために。採種や栽培、堆肥づくりに必要な資材を買ったり、本当に心地よい環境にするために使わせて頂きます! 応援ありがとうございます♡感謝します☺︎