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「マドレ式対話の場づくり手引き」読書会に参加しました

先日、全国マドレ式対話の場づくり研究所内のメンバー主催の
「マドレ式対話の場づくり手引き」の読書会に参加しました。

そもそもマドレ式対話とは?
というところを説明したいのだけど、
簡単に説明すると、
認定NPO法人マドレボニータが主催し、
NECが協賛で10年間開催をしていた
「NECワーキングマザーサロンプロジェクト」
(プロジェクトのことが詳しくわかる
ブログはこちら↓)


このプロジェクトは全国から1年単位でボランティアメンバーを募り、
10年間活動が続きました。
10年の間、このプロジェクトは進化し続け、
素晴らしい対話の場でした。
その対話の場にはマドレ式対話メソッドがぎっしり詰まっていて、
対話の場づくりもものすごく考えられていたものでした。

マドレ式対話の場づくり手引きはこの、
マドレ式対話メソッドおよび対話の場づくりの知見が
ぎっしり詰まったテキストなのです。

ちなみにこの手引きは、
昨年行っていたクラウドファンディングのリターンで
手にしました。

そして現在は普及版(PDF)を購入できます。
(9月末までの期間限定販売です)

と、説明が長くなったのですが
(簡単に説明できなかった…)

このマドレ式対話の場づくり手引きの読書会が行われたのです。

私にとって初めての読書会の参加だったのですが、
この読書会は、
予習・復習なし。
本を読んでなくても参加できる!
というものでした。
(わーいわーい!)

今回は
P1〜P5まで。

参加したメンバーで順番に音読。
その後、自分で黙読。

そして、2〜3人に分かれて、
それぞれがどの部分に心が惹かれたのかを
共有し合う時間となりました。

ちなみに私はですね、

「その人が本来持っている力を発揮できること」を信じて、その人が自分に向き合い言葉を紡ぐことができる機会をつくり、真摯にその言葉を聴く

というところに惹かれました。

特に

「その人が本来持っている力を発揮できること」を信じる

ってところ。

これって、相手のことを信じているからこそ、
真摯にその言葉を聞くことができると思うのです。

そしてこれって
日常の子どもの話を聴くときにも大事なことだと思うのです。
(日常での対話の場ってことですね)
子どもの本来持っている力を発揮できることを信じて
子どもの言葉を真摯に聴く。

どうしても、親だから、大人だからと
自分の経験を踏まえて話してしまいがちだけど、
それって、
子どもが自分に向き合い言葉を紡ぐ機会を
奪ってしまうことにもなりかねない。
だから
「本来持っている力を発揮できること」を信じるって
すごく大切だなぁって思うのです。

「対話の場づくり」
というと、大きなものを想像する人もいるかもしれない。
でも実は日常の中で自分で意識的に作れてしまうんだよなぁ。
知っているか、知らないか、ただそれだけ。
な気がする。

そしてもう一つ。

「対話」は一人ではできません。自分の言葉を聴いてくれる「他者」の存在が必要です。聴いてくれる他者がいるからこそ言葉を紡ぐことができるし、深く自分に向き合うことができます。
 本当に大切にしたいことに気づき、自分の足で次の一歩を踏み出していけるきっかけとなる場が、様々な地域で、暮らしの中に豊かに広がっていくことを願っています。

「対話」は一人ではできない。
自分の言葉を聴いてくれる「他者」の存在が必要。

本当に大切にしたいことに気づき、
自分の足で次の一歩を踏み出していけるきっかけとなる場。

私もそんな対話の場をつくっていきたいな。

今回の読書会では、
蛍光ペンでマーカーを引き、
付箋も使って、書き込みました。
読書会に参加することで、テキストを目一杯使って、
自分メモをどんどん増やしていきたいな。

次回の読書会も絶対参加しようと思います。
主催してくれたよねちゃん、ありがとう。
感謝の気持ちでいっぱいです。
また次回もよろしくお願いします!





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