Mr.Children 新曲Birthdayが傑作な理由！

Mr.Children久々のシングル「Birthday」が発売になりました！！その感想を書いてみたいと思います。

こちらと同様の内容です。

・ほぼ全部サビという衝撃

今回の特色はコレですね。一応Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビみたいな構成ではありますが、Aメロとサビのメロディがよく似てる！！で、Bメロにあたる部分は短いのでこの歌ほぼ全部サビなんですよ！これは斬新。そういえば、CDシングルとしては前作のhimawariはBメロとサビが同じという試みをしてたのでその続きなのかなぁと思ってます。結成30年超えてまだ新しい事を思いついてやってくる。天才としか言いようがないなぁと。

・「重力と呼吸」の集大成！

シフクノオトは「ありふれた日々を大切に」ってメッセージが強いんですけど、その後に出したSignはその集大成な内容なんです。で、このBirthdayは重力と呼吸の集大成だと思います！というのも、重力と呼吸のインタビューで「自我が強い」と言ってたんですけど、Birthdayというタイトルを桜井さんの誕生月である3月に発売！内容も「僕は僕でしかない」と自我が強いと思いませんか？

・ロンドンレコーディングの意義

今作の特色としてロンドンでレコーディングしたのが挙げられますね。普段は桜井さんの自宅にあるレコーディングスタジオで作られてるという都市伝説があるんですけど、何故わざわざロンドンでレコーディングしたのか？僕は環境の変化を狙ったというよりはColdplayが頭にあったんじゃないかと睨んでます！今作Coldplay感ないですか？ギターのリフは非常に所謂ミスチルぽくない感じで斬新ですよね。Coldplayはイギリスを代表するバンドですが、僕は覚えている事があります。ColdplayがMステに出演した際にウカスカジーも出演していたんです。で、ウカスカジーの直後がColdplayでした。が！Coldplayはタモリさんとの会話を遮って、「勝利の笑みを君と」のWowのメロディを歌い出したんです！めちゃくちゃ気に入ってないと歌わないですよね？世界的ロックバンドが日本のトップシンガーのちょっとだけだが歌う。僕は観ていて凄く感動しました！桜井さんの中にその思い出があって今回このような形を取ったと考えるのは考えすぎですかね。。。

いかがでしたでしょうか？他にはIt’s my birthdayだったのにラスサビはIt’s your birthdayになって、毎日が誰かの誕生日だから祝いたいって内容は道徳的でドラえもんらしくていいなぁと思いましたね。今作も大傑作でした！

せっかくなんで「君と重ねたモノローグ」も少しだけ感想を。

君にとって一瞬でも自分にとっては永遠だってメッセージはまた道徳的だなぁと思いました。で、「僕に翼はないけれど今なら自由に飛べるよ」って多分タケコプターともかかってますよね？こういうダブルミーニングをさらっとやってるのはやはり天才としか言いようがないですよ。ミスチルはよく悪くもパワーがありすぎて正直、映像と喧嘩してドラマとか映画には挿入歌としては使いにくいアーティストだと思っていたんです。けど、今作は落ち着いててドラえもんも世界観とも合ってて映像に寄り添える作品になってると思います！で、よく言われてるのがアウトロ！！ここで曲調が変わってドラえもんぽいファンタジーになるんですよね。憎い！

で、ここからは私の「こうだったら楽しいなぁ」という予想です。恐らく2020年内に新アルバムが出ます！で、このアルバムは全編ロンドンレコーディングです。けど、長期間滞在する訳にもいかないでしょうから短期集中で撮ったであろう。これ、The BeatlesのAbbey roadぽくないですか？で、「君と重ねたモノローグ」は次の曲が始まりそうなドラムで終わる。これ、アルバムではラストのドラムが次の曲と重なるんじゃないですか？ミスチルはアルバムでは何度かそういう演出をしてきたし特に「深海」では顕著でした。で、Abbey roadも後半は繋がるような編曲がされている。そんなアルバムになったら感動するなぁ。「重力と呼吸」以上にコンセプトアルバムになれば楽しくてしょうがない！まぁThe BeatlesはAbbey roadレコーディングで解散したんでそんなアルバムが出たら出たで幾度目かの解散疑惑出るんやろなぁ。。。けど、とにかく！2020年のMr.Childrenにキタイ！！！