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心華の詩・空

#創作大賞2024   #オールカテゴリ部門

《目次》

★序章

①魂
②光と闇
③愛
④癒しの華
⑤人生(ミチ)
⑥願い
⑦時間(トキ)
⑧欲
⑨心の虹
⑩君は尊い
⑪悟りの種
⑫偽る仮面
⑬悪意と善意
⑭生き地獄
⑮恐怖
⑯尊き光
⑰悟りの楔(クサビ)
⑱生きるとは
⑲才華(サイカ)
⑳心(想い)

著者 『あとがき』


《序章》

この世に光は灯らぬか

抱きし心に希望は満ちぬか

溢れる心に温もり宿せ

光を灯せし子よ

その心に光を抱け


題名 魂(タマシイ)

心よ 永遠に

想いよ 輝け

希望よ 灯れ

僅かでも望みを抱け


題名 光と闇

誰もが抱けし悪意と善意

悪意は己を壊し

善意は己を救う

闇ある所に鬼住まい

光ある所に御仏宿る

心が欲するは光か闇か


題名 愛

愛は時に燃え上り

愛は時とし狂気となる

愛が時に己を病ませ

時とし愛に癒やされる

愛は誰もが満たせし心の泉 


題名 癒しの華

心の叫びに応え

病みし心を抱きなさい

おのが想いを慈しみ

時に涙を流しなさい

辛い時ほど癒しの華に

おのが心を委ねさい 


題名 人生(ミチ)

痛みなき道に光は灯らず

越える試練が翼となる

尊き悟りが己を救い

病みし先に癒しが満ちる

楽より苦に多くの幸が招かれる


題名 願い

悪を願えば災い招き

幸を願えば好機を招かん

己の望みは必ず還る

光と闇

抱きし願いはどちらを願う


題名 時間(トキ)

今日この時間(トキ)を大切に

時間(トキ)は戻らぬ尊きモノ

時間(トキ)は時に心に希望抱かせ

時間(トキ)がその想いに応えよう

努力と忍耐が生み出す

心の進化と共に生まれくる

時間(トキ)が与えし想いの奇跡


題名 欲

己の欲と戦いながら

欲するモノを時には与え

過度な物欲に時に己を諌(イサ)め

映らぬ想い 尊む心も忘れない

己の欲を縛り上げるは縄でもなく

緩みすぎる手綱(タズナ)でもない

全て己の想いが己を正す


題名 心の虹

阻む試練(ミチ)が真(マコト)の想いを閉ざしゆく

開ける苦難(ミチ)が己の心を強くする

奥底眠る真(マコト)の想いを呼び覚まし

おのが飛躍の翼となし

歩みし人生(ミチ)に希望なる

心の虹をかけるのです


題名 君は尊い

誰かの為の君じゃない

誰かの為の人生(ミチ)でもない

君は君の人生(ミチ)を歩むのです

己の意志を尊み進み

如何なる時も君の存在を

何より労り 時に愛すのです 


題名 悟りの種

苦難は常に学びの泉

安らぎは心浸りし癒しの泉

絶望は新たな心芽を宿す時

幸福は生きる喜び纏う時

歩みし人生(ミチ)に数あまたの

悟りの種が散りばめられる


題名 偽る仮面

偽る仮面 いつかは剥がれ

内なる素顔 露(アラワ)となる

偽りで手にするは砂の如く失い

真意で手にするは尊き宝となるだろう

己を偽り 偽りを真実と伝えるは

悲しく哀れで辛きこと 


題名 悪意と善意

誰もが善意に救われ

誰もが悪意に苦しむ

己を病ませた者に何故染まる

己を救いし者を何故見習わぬ

善意を馬鹿にするは

おのが心が病んでいる悲しき証拠 


題名 生き地獄

戦わねばならぬ時がある

己の心や他者の悪意と

それでも君なら掴むだろう

真(マコト)の心光灯りし志向とはナニかを

物質的な物の溢れ返るこの世で

心が生み出し広めるは 安らぎか殺戮か

創り出すは 欲の化け物か癒しの天使か

この世に放たれし個々の抱く想いに託される

この地球(ホシ)に 希望よ 灯れ


題名 恐怖

恐怖は時に己を諌め己を護る

だが強き恐れの爪痕 心に残す

良くも悪くも我ら人間(ヒト)に

立ち止まる意志を抱かせる

傲慢な思考や過度な物欲さえ抑え込み

その意志さえ手放させる程に

我らは恐れから己の暴走と

己の心の弱さに気付かされる

恐怖ほど我らの欲心を諌めるモノはない 


題名 尊き光

優しさ抱けぬ者などおらぬ

悲しみ背負わぬ者などおらぬ

越えし道で弱音を吐かぬ者もおらぬ

我らは病む心抱くゆえ互いを慈しむ

その想い合う心が尊き光を目覚めさせる

抱きし御魂よ 心光(シンコウ)となり

この世を導く 尊き希望(ヒカリ)となれ


題名 悟りの楔(クサビ)

心は常に癒しと安らぎを求め彷徨い

時に病みし心が己の道を阻(ハバ)み

越える試練が光の思想を抱かせる

光と闇の経験(ミチ)からなる悟りの楔が

抱きし真(マコト)の心眼目覚めさせ

光と闇 双方の心の視点をその身に宿す

時に悪しき想いの悲しき心の叫びさえ 

受け止め癒さん 慈悲深き御仏のように


題名 生きるとは

なんの為に生きるのか?

どうして理由を探すんだい

自分の心に問いかけて

『堪らなく生き甲斐抱きたい』

そんな応えがこだまする

君は消えたい訳じゃない

生きる喜び抱きたいだけ

ならば生きてゆこう

手放すのでもなく 諦めるのでもなく

望みし願いを現実に

おのが人生(ミチ)で叶えてゆこう


題名 才華(サイカ)

誰しも秘めたる才華を宿し

学びと思想が溢れしこの世の

強き刺激を抱きし才華に与えん

才能が開花する鍵となるは

己の強き確信なる想いの力

誰より秀でる力に胡座をかかず

才華が招く幸に尊む心も忘れずに

過信となり近き信頼失うは

悲しく哀れで辛きこと


題名 心(想い)

心は時に迷うモノ

だが迷いし中で悟るモノ

心は時に疲弊し病むモノ

だが労る中で愛すモノ

時とし想いが心を育み

想いが病みし心を癒しゆく

尊き光は誰しも抱く想いの灯(アカリ)

【あとがき】

心華の詩(短詩)を書かせて頂きました
新風三佳と申します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

今回は短詩として読みやすく書かせて
頂きました。長文の苦手な方にでも
読んで頂けたら嬉しいです。

心とは目には映らぬ尊きモノです。

個々の抱く心が常に欲するは
温かな想いです。誰もが心を病み誰もが心に痛み癒せぬ傷背負う

その苦痛は消す事はできないが
和らげる事は出来るのです。

それが人間(ヒト)の労り深き温かな想いです。

他者の想いが病みし心を抱き締め癒す。

私達はそうやって互いに互いの心を抱き締め癒しながら生きているんだと私は想います。

だからこそ欲得や邪心で互いの心を傷つけ利用するは真逆の思想であり行いです。

欲はおのが心をも壊していきます。

物や偽りの想いに満たされたとてそれはいずれ離れてゆくのです。

何が尊く大切で何を手放し執着してはいけないのか私達は本質的に理解している。

ただ目に映る物や偽りの形に安らぎと満たされる実感を手放せぬだけ。

だからこそ私達は試練を与えられる。

物や偽りの想いはいつかは去る

目には映らぬ尊き想いは永遠に生きる心の癒しとなり生き水となるのです。

だからこそ越える試練の多き者は多くの目には映らぬナニかを悟るのです。

それが生きやすさと心の豊かさになる。

私も多き苦難を経験しその中で多くを学ばせて貰いました。人間(ヒト)の悪意に傷つけられ時に人間(ヒト)の無償の愛に心癒やされ生き水となりました。

その経験なくば私は歌集や短詩を創り出す事は出来なかったと今は痛感する日々です。

そして読者様とこの場でお逢いし想いを届ける事ができた事を心から嬉しく想います。

どうか読者様の抱きし心が常に愛と癒やしに満ちますように。

そして私の言葉で紡いだ短詩が読者様や誰かの癒しとなり心の拠り所となれば幸いです。

            新風三佳

 


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