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どこへ進むのか、自分で決められる喜びと不安

ブランドの運営を始めて、一年が経った。一年間、悩みながらもたくさんの選択をして進んできたけれど、ここ最近ずっと、これからどの方向に進もうか悩み、決められないでいる。

私が運営しているのは、ハンドメイドのシーグラスアートブランド。web shopを運営し、マルシェにも定期的に出店して、ブランドの土台がようやくできつつある。

さて、これからどんな方向に進もう。
最近はそんなことを考える時間が増えた。

いまは目の前に道が何本も伸びていて、どこに進もうか決めきれず、立ち止まっているような感じ。始めて間もないからこそ、いろんな選択肢が広がっていると思う。

選択肢をひとつ挙げるとしたら、今の状態を続けること。ハンドメイドの作品を、アップデートしながらつくり続ける。今のように定期的にマルシェやイベントに出店しながら、web shopでの販売を続けていく。

これは無難で、選択しやすい道だと思っている。ただこの選択肢だと、誰でも作ろうと思えば作れるため模倣されやすかったり、自分がいつまで楽しみながら続けられるか不安もある。

でもまだ始めてから一年しか経っていないのだから、まだしばらくはこの道を進んでもいいんじゃないかという気持ちもある。

もうひとつの選択肢は、新しい技術を学んで、作品の幅を増やしていくこと。ハンドメイド作品でありながら、もっとプロダクト感のある作品もつくっていくような道。

ただし技術を身に着けるためにはお金や時間がかかり、やってみたところでどのくらい上手くできるようになるか、わからないのが心配なところ。

他にも、アトリエを持つ、店舗を持つ、個展をひらくなど、興味のあることや選択肢はたくさんある。

知り合いの作家さんは、最初はマルシェにも出ていたけれど、最近は百貨店でのPOP UPに絞って出店しているという話をしていた。販売する場所や方法も考えていきたい。

どちらに進むかは、自分次第。どの道も自分で選べるし、自分でつくることだってできる。たぶん、すぐに答えを出す必要もない。

自分の責任で、自分の好きなことを選べる。とても幸せなことだと思う。過去には、好きなことを自由に選べなかった時期や、何をしたいのかわからなくて息苦しさを感じることもあった。でも今は、自分で選んでいける。

自由であることの喜びと、自由だからこその不安。

やってみてできなかったら、無駄になってしまったら?そんな不安もあるけれど、楽しそうなのはどっち?本当にやりたいことは何だろう、と、できそうかどうかは一度置いておいて、自分の気持ちと向き合って考えてみたい。

不安と希望が入り混じり、一歩を踏み出すのがこわい。だけど、いつもそうやっておそるおそる進んできた。

もう少し時間はかかりそうだけど、じっくり考えて、自分の気持ちに正直になって、選んだ道を一歩ずつ進んでいきたい。



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人と地球に優しいシーグラスアートのお店
「hikari living」

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