「あ、しんじゃってる」ー 生き物の命と子どもについて思うこと。
子どもと生き物の関わりを目の前に、心が揺れることがよくある。特に小さな命への向き合い方や扱い方に関して、子どもは時に(大人から見たら)とても残酷だ。
ぎゅっと握りすぎて潰れてしまったバッタ。列をつくって移動していた蟻は踏み潰され、その横ではだんごむしがスープになっている。虫かごの中には、忘れ去られ動かなくなった蝶々、カタツムリ、干からびたミミズ。
「なんだか苦しそうじゃない」
「もう少し優しい手で持ってみよう」
「最後には逃がしてあげようね」
「命は大事だよ」
大人が