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スター☆トゥインクルプリキュアを語りたい㉒

第22回

こんにちは、わじゅもです。

裏起毛のパジャマでとにかくあったかくして寝ようとしたら爆暑で汗かきすぎて、結局汗冷えて寒いという不器用な生活を送っております。

(↑前回のnote)

まさかの3部構成になりました。
正直㉑で”輝きの代償”あたりを書いてた時に、想像以上に書いててびっくりしました。

そろそろ本題入ります。今回もよろしくお願いします。

TI編 ③セレーネ 後編

”a man”か”man”か

最後のシーンに注目です。

”That's one small step for a man, one giant leap for mankind.”という一文がこの回は出てきます。作中では、”これはひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。”と訳されています。

人類で初めて月に降り立ったアームストロングの名言ですね。まどかさんの回でこの引用をしてくるのって相当イケてますよね。

「文法的に見るとこれは誤りで~」的なことを言っていましたが、冠詞を省略したのはネイティブな表現なのでは?なんて思ったりしました。

ただ、この冠詞の有無が良い味だったわけですよ。

(以下、文法違ったらすみません)

”a man”だと”ひとりの人間”となりますが、”man”だと概念指すので”人類”という訳になるわけです。アームストロングの一歩は人類史上最初の一歩となるわけです。だから原文では人類と訳されています。

対して、今回の”That's one small step”とはまどかさんの一歩という解釈に発想を飛ばせるわけです。だから”人類”ではなく”ひとりの人間”という訳に制作陣は持っていきたかったのではないでしょうか。

仮に”人類”、あるいは”みんな”と訳した場合、まどかさんの決断が少し霞んでしまわないでしょうか。

この回の肝として、お父さんに逆らうことのなかったまどかさんが自ら人生を切り開くために反抗するわけです。お父さんが呆気に取られていた様子を見るに、本当に反抗したことがない子だったのでしょう。

サブタイトルにもあるように「まどかの一歩」が今回注目すべきポイントなわけです。

単純に考えれば、中学生が父親に歯向かうことは普通の話で、それ自体に意味はないです。しかし、これまで父に素直に従ってきたまどかさんが反抗したわけです。一見些細なことですが、まどかさんが反抗したということがここでは大きな飛躍とされているのです。

だから最終的にはまどかさんの一歩を尊重するために、”a man”と訂正しているのではと考察しました。


まとめ

ここまで取り上げた内容以外にも戦闘シーンの作画が見どころだったりと、シリーズを通して指折りに好きなお話です。

えれなさんとまどかさんの同級生としての関係性、香久矢家の親子関係、ノットレイダーとプリキュアなど様々な関係性について描かれた回でしたね。

ここがTI編の折り返しとなるだけに、様々な想いが交錯する内容の濃い回で見ていて本当に好きだなってなりました。

まどかさん好きすぎてつい語りたくなる部分がいっぱいありました。


次回予告

”私、久しぶりに次回予告を考えているわじゅも!次回予告ってどう書くんだっけ?でも前もたいした次回予告は書いてなかったのかも?TI編第4章だよってだけ伝えておくね!”

ついに前後編では書ききれず、前中後編の3部作が誕生してしまいました。もし今後4部になったらどうしましょ。甲乙丙丁ですかね?

なんて考えてはいますけど、さすがに1話で4部にはならないのかなとも思いますね~

(果たして劇場版はどうなることやら)

3人のTI編が終わりましたね、あとふたり。
なんだか終わりが見えてきて少し寂しいです。


キラやば~っ☆

わじゅも


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