スタートアップ Joinと CTO就任によせて
これはなにか
こんにちは、樋川薫平です。普段はhikakuというハンドルネームを使っています。
https://x.com/hikaku_
今は立ち上がったばかりのスタートアップでエンジニアリング部門の統括をしています。
1年ほどサイレントでスタートアップ転職をしていたのですが、スタートアップの素晴らしさ、そして変わりつつある点を多くの人に共有したくなり、筆を取りました。
スタートアップ業界、なぜこの領域に掛けるのか、を1視点からお伝えします。
想定読者
2022年の春、株式会社StartPassにJoin
副業で参加していたスタートアップ向け支援事業へ、本腰を入れるため、LINE Growth Technology株式会社 (現 LINE株式会社)を退職し、2022年春に正式に参画しました。
StartPassは2021年11月に設立した会社で、代表の小原 聖誉(まーさん)の過去の起業経験から得たインサイトを元に始まった、スタートアップの支援をおこなう会社で、現在数百社のお客様にご利用いただいているサービスです。
スタートアップが経営をおこなうために必要なノウハウを、公平な立場で伝授し、経営に必要なサポーターをコンサルティングの中でマッチングさせていく事業をしています。
一社一社に熱意あふれるコンサルタント・コンシェルジュが付き、その支援をテクノロジーの力で効率化していくことを目指しています。
稀有な領域、 大きな目標
僕は元々、スタートアップ業界が好きです。大好きと言ってよいです。
周りの環境より良く変えたい、自分を変えたい、社会の価値観を変えたい、そのままだったら変わりそうにないものを、1代で変えていく。叶えば、人類の進歩を加速させられる。
ただし、とても難しい。他の誰もしていないことを、誰よりも早く実現するには、無数の壁があります。
その壁を突破する力を、過去よりも、簡単に手に入れられるようにしたい。
そう、代表に口説かれた自分は、未来の自分のために、この領域に掛けることにしました
前職は、LINEの中のサービスをGrowthさせる、10->100を多くのサービスで実現するという部署に在籍し、いくつものサービスを見て働いていました。
「そこで得た知見を活かして欲しい」
日本のスタートアップは現在1万社、そして政府の躍進ビジョンでは10年後に10万社を目指している、それらをGrowthさせる一端になりたい。
この、面白く、正気の沙汰では無いスケールを持つビジョンこそ、Join 決断の理由です。
スタートアップのために、自らも成長する
目指す世界は、「よりスタートアップしやすい社会」です。
パーソナルトレーナー、講師、サポーター、メンター、そういった人々から受けられる暖かい手助けのような体験を、僕たちはSaaSとして、気軽にノンストップで提供する世界を目指します。
ユーザーには、勿論自分達も含まれます、ドッグフーディングしながら、スタートアップにとって必要なことを、見極めています。
スタートアップ業界に注目が集まり、国内のVCファンドの組成金額も大きく増えていく中で、スタートアップ業界は、アーリーからレイターまで、様々な支援家が現れています。
何を選べば良いのか、何から手をつければいいのか。魅力的なアセットを活用するために必要なことは何なのか。
この領域をテクノロジーの力で、伝えられることを目指しています。
現在は300社以上のパートナーの皆様と、この領域を強めていくチャレンジを進めています。
開発部門の状況
2023年10月現在は、業務委託さん含め開発チーム7名で、各領域を担当しています。
事業企画、PjM兼エンジニア、エンジニアのチームで、日々プロダクトの開発・改善に努めています。
この秋は新プロジェクトの開発も終わり、新たなアップデートも進行しています。
今後はプロダクトのスケールのためにチームの拡大が必要なため、業務の半分は社内のPJ、もう半分は、採用や広報に使う予定です。
技術部門のマネージャーが、会社のスケールに合わせて責務を変えていく必要性は、別の記事で詳しく語ろうと思います。
今、スタートアップをしていて、何を考えているのか。
もっとも重要なことですが、それは、この難しいチャレンジを成功に導くことです。
まだ我々の事業は「サービス」です。
それを、「クラウド」と言える状態、延いては、「インフラ」と言える状態に持っていくことを目指します。
この取り組みに共感して貰い、多くの賛同者を集め、優秀な人材の力でスケールを目指さねば、10万社が使えるサービスにはなりません。
スタートアップは、
投資家、賛同者、後援者、自分達を取り巻く環境と共に成長していきます。
とくに僕らの事業はスタートアップの市場成長と連動します。
スタートアップ業界への優秀な人材の流入が、僕たちの事業に返ってきます。
だからこそ、スタートアップに興味を持っていただく方を増やすために、まずは私たちがGiverとなります。
大企業からスタートアップまで一通り経験してきて、今まさにスタートアップに使い倒して貰うサービスを作ろうとしている自分も、スタートアップ業界への感謝も兼ねて、持ち得る知識を公開していこうと思います。
noteをご覧いただいている皆さまへ
スタートアップの成長をお手伝いするため、StartPassはこれから益々加速します。
各メンバーのnoteを通じて、その成長の裏側や、知識を公開していきます。
お読みいただきありがとうございました。💌
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