英語わからんオタクが、英語圏用のTwitteアカウントを作って英語を勉強してる話
4/27の夜、お風呂に入りながら思ったのだ
英語圏用のTwitterアカウントを作って、頑張って英語でやり取りしたら、色んなこと知れるんじゃね?
そう思って、アカウントを作った
ひかげつきみという、既存のハンドルネームはそのままで、英語圏用のプロフィールを作成した!
(このアカウントを覗いても構いませんが、別に無理にフォローする必要はないです)
英語をアウトプットする場所が欲しいけど、英語で気軽に話せる友達はいないし、VRChatで英語圏の人といきなりお話するというのも気が引けたので
辞書片手にコミュニケーション取れるTwitterで関わればいいのでは?
と思いたって、この話に至る。
この記事は、そんなノリで始めたアカウントで「なるほど!」と思ったことをまとめた記事である。基本的には無料ですが、最後のコツだけ有料とさせていただきました。気になった方や、本気で真似してみたいと思った方だけどうぞ!
私の英語力について
英語ぜんぜんわからん!!
学生時代に英検準2級を何度か落ちつつ取得したレベルで、センター試験の英語は100点取れたかすら怪しい。
しいて言えば、『My little pony』という作品にドはまりした時期がある(今も変わらず好きである)。日本語吹き替えはシーズン2までだったが、その後もシリーズは続いていたので、動画を漁り、有志の翻訳情報をみつつ話を読み解こうとしていたくらいである。
よく「英語を覚えるために海外の映画を字幕でみる」みたいな話を聞くがあれに近い。英語でのジョークなども知れたりするので、興味がある人にはオススメしたい(「ever」を4回言って「Forever」を表現するみたいな)。
ただ、それを見たからといって英語ができるようになったわけではない。
せいぜい人よりも英単語を聴き分ける耳が育ったり、「awesome cool」みたいなちょっとしたスラングを身に着けた程度である。
英語に対する苦手意識は健在であり、パソコンのソフトで英語がでてくるたびに、日本語化パッチを血眼になって探すくらいであるから。
アカウントをつくる作業でビビったこと
Twitterのアカウントを作るのはそんな難しい作業ではない。
名前やパスワードを決めて、電話番号かメールアドレスで承認して、そこにプロフィールを入れていけばいい。
当然の権利のようにPCは日本語設定だし、ブラウザの設定も日本語であるので、アカウントを作っているときも日本語であった。
ただ、グーグル社の提供する「chrome」というブラウザは察しが良いらしい。私がプロフィールを英語で入力したのを察知してすぐに
「このページは英語で表示しますか?」
という感じになり、私は「ごくり」と生唾を飲み込んでその変更を受け入れた。
ということで見事に英語仕様に変更された。かしこいので、メインの日本語のアカウントに切り替えるとすぐに日本語仕様に戻る(iPhoneアプリでは日本語のまま)。
これの面白いところは
サジェストされる内容が英語圏のものになるということだ。
「オススメのアカウント」として表示されるのはドナルド・トランプ氏だし
例えば「Vtuber」と検索しても、出てくるのは英語圏で「Vtuber」を名乗っている人たちなのだ
多分、「中華圏の情報を漁りたいから言語を中華圏にする」みたいなことをすでにやってる人たちからすれば「何を今さら」って感じかもしれないが
私にとってはとても好都合な発見だった!
ニュースや動画といったあらゆるものが自分の検索履歴や視聴履歴から好きなものがサジェストされることが当たり前になりつつある昨今、当たり前といえば当たり前かもしれないけれども。
どうやって英語の文章うってるの?
プロフィールも、ツイートも、基本的には英語にしています……が、私は何も調べずに英語ですらすらツイートできません。
どうやっているかというと
基本はこのDeepLで翻訳していき、言い回しに不安があるときは
このあたりを利用して「その言い回しはカジュアルかどうか」をチェックします。
その時に見慣れない単語があるときには
Weblioを使って調べています。
スラングなども多いので、こういうのもチェックしたりします。
(ありがたいことに、私は英語初心者を自称してるので、スラングを送ってくる人はいませんがww)
カジュアルかどうかのチェックというのは大事です。まぁ、その文化圏にそこまでなじめていないので、カジュアル具合を感じ取るすべがないのが現実ですが、それでも気にしちゃいます。
何がいいたいかって、日本でも、普通のTwitterで
「突然のご連絡失礼致します。本日はお日柄もよく、素晴らしい一日ですね。そのような中ですが、貴方が描かれたイラストにとても興味を感じました。すごく賞賛されるべきものだと思います。」
みたいなリプライを送らないでしょ?!
なので、こういう動画をみたり、他の人のリプライのやり取りなども覗きつつ「どういうワードやセンテンスを使ってコミュニケーションしてるのか」をチェックするわけです。
ただ、あんまり気にしすぎるのもよくありません。
情報を発信することが怖くなりますからね。
それに、そんな心配は杞憂です。すでにアカウントを稼働させて数日たっていますが、「何言ってるんだお前は?すぐにアカウントを消せ!」みたいなことを言ってくる人はいません。
仮にそう思われていても、そんな絡み方をしても仕方ないことを多くの人は理解しています。それに、自分の使っている言葉を知ろうとしている人は歓迎されやすいです。
例えばですが、もし「日本語を練習してるんです!」っていう外国人をみたら、「頑張ってね!」って応援したくなるし、むしろ嬉しい気持ちになりませんか?
それでも円滑なコミュニケーションを目指すために、カジュアルさを追求していくことに変わりありませんけどね!また、できるだけカジュアルになるために「どういう日本語を翻訳に突っ込めばいいのか」というコツみたいなものが身についていきます。
このコツは、若干変な日本語の癖に繋がる反面、いかに率直に相手に伝えたいことを伝える文章にするか、という訓練にも繋がる気がします。
例えばですが、自己紹介動画を作って、固定ツイートにしました。
英語での自己紹介を作ったよ!
最近英語を勉強しはじめたばかりなので、変なところがあるかも💦
でも、これからも頑張って成長していくつもりだよ!
よろしくね!
ってことを伝えたいんですが、これをそのまま翻訳につっこむと
こんな感じになります。
これでも十分すごいですけどね!
それでも「変なところもあるかも!」っていうのは
なんか「quirk」って単語は、伝えたいニュアンスと違うような気がするなぁと思って
「おかしな部分がある」という言葉で翻訳をかけて出てきた「funny part」という言葉を引用して、複数形に直して組み込んで……みたいなことをして、自分の思ってるニュアンスに調整してからツイートしてます。
はたして、本当にニュアンスが伝わっているのかは疑問ですが
それはやり取りで感じとって勉強していけばいいのかなって思いました!
中学、高校と単語帳見るのすら嫌がっていた私ですが
「コミュニケーションを取りたい」が先行してると、不思議と
「この単語見たことないけど、どういう意味なんだろう?どういう使い方するんだろう?」と調べています
英語に詳しい方からすると「それでも、その文章おかしくね?!」っていうツッコミどころが多いかもしれないのですが
嬉しいことに、その意図を読み取って、その上でコメントをくれる人たちがいるんです。
何度も言うように、私の英語力は
この動画レベルです。
そこに対しても、その意図を読み取った上で反応をくれる人たちがいます。
超絶ありがたいと思いつつ、それがモチベーションに繋がっているんです。動画に限らずTwitterでのやり取りでも応援してもらったり、「私も日本語勉強してるので一緒に頑張ろう!」と送ってくれる人もいます。
そういった方々は、間違った文章があったりしたときには「これってどういうこと?」って返してくれたり、「○○って伝えたいみたいだから、それの場合は△△って書くといいよ!」と教えてくれます。親切すぎて泣けてきます。
英語の文章に興味がでる
この挑戦をして一番良かったなと感じた心境の変化はこれです。
英語に詳しくなりたいと思って色々調べていたときに、とある動画で
無理に続けようとするから大変。いつもの自分の趣味とブッキングしてるものの方が続くよ!
とあったのですが、マジでその通りで
英語の教科書に載ってる文章なんかは、正直興味持てなくて、読む気も起きなくて……って人も
自分に興味をもってくれてる人から
好意的に「Thank you for Following me」ってきたら
「なんて返そうかな!」ってわくわくしたり
その人のプロフィールをみて、どういう人なんだろう?って読み解いてみたくなりますよね?
その過程で自然に英語に馴染んでいくんだろうなぁと思っています!
今、この部分を書いてるのが、アカウント始めて数日ですけど
既にそういう状態になっています!
ただ普通に「Thank you!」と返すだけでは味気ないなって思って
「What do I call it?」(なんて呼べばいいですかね?)
「I like __________ too!」(私も___が好きです!)
みたいな言葉を添えたりしています。
そこで返ってきた内容が更に気になって……というループにたどり着けば
「英語を勉強しなきゃ💦💦」という必死な気持ちよりも
「面白い!!もっとコミュニケーションとりたい」という気持ちが強くなっている気がします。
こういうのって、受験勉強で単語覚えてるときにはなかった感覚だなぁと思います。
更にいえば、英語の文章への抵抗が減ってきました。
気になることを調べてるときに、その内容が英語だったら
今までだったら「はいはい翻訳よろしくーー」って感じだったんですが
そういう感覚がなくなってきて、英語のまま読み取ろうという気持ちになるということです。
Twitterのタイムラインも、翻訳しなくても、ニュアンスを感じられるようになってました。
ただ、当然数日で簡単に全部理解できるようになるわけはなく、結局翻訳します。
それでも「こういう意味かなって思ってたけど、やっぱり合ってた!」というクイズゲームの答え合わせ感覚に近くなってきたんですよね。
そうなると「あー間違ってたなぁ」ってなったときに、「何を勘違いしていたのか」「どの単語を知らなかったのか」を調べてるんです
単語帳相手にしかめっ面で暗記しまくってるより、よっぽど単語を覚えてるし、どういう文章で出てくるのかの例文付きで勉強できますからね。
本来であれば、そういった単語を記録してチェックリストを作って……ってやる方が覚えるんでしょうが、私は面倒なんでそんなことはしません
分からなかったら、また調べればいいんです。いつでも調べられるんだから。調べるたびに新しい発見もあるかもしれないし。
調べるたびに「あれ?これ前に調べた気がする…www」ってなる頃には、いつか勝手に覚えてますよ
単語帳なんて作ったら「なんで私はこの単語を全然覚えられないんだ…💦」ってネガティブになりそうじゃないですか?
これは楽しみでやってるんですから、これくらいでちょうどいいんです
もちろん、個人差があると思いますけどね!
……ここまでお読みくださり本当にありがとうございます!
この記事を読んで、ちょっとでも英語に興味を持つキッカケを提供できたのであれば幸いです。今後の社会では英語にも理解があるほうが………という固い話を抜きにしても、『自分の好きなコンテンツが海外でどのように注目されているのか』などを近い距離で感じることができます。知見を広める過程で英語が分かった方が便利ということも多いので、大人になってから英語を学習するというのも変なことではありません。
さて、以降には、コレを実践している中で私が感じたコツを3つ書いていきます。一応、書いてる段階でフォロワーさんは120人を超えて、リプライやDMを送り合える人に巡り会うことができました。インフルエンサーを目指すわけでなく、コミュニケーション目的であれば、このレベルは誰にでも可能なことだと思っています。
「すごく興味がある!」という方は、ぜひ購入して以下を読んでいただければと思います。
この挑戦のコツ
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