見出し画像

熱田神宮(愛知)

伊勢から名古屋に戻り、少し時間があったので熱田神宮へ行くことに。

「熱田さん」の名で古くから崇敬を集める名社です。また三種の神器の1つ、草薙神剣を神体とする天照大神としても有名。

名鉄「神宮前」で下車。駐車場の方から入ってしまって、鳥居をくぐることなく…。

まず見えたのがご祈祷を行う神楽殿。


敷地の入り口脇には信長塀があります。

1560年に織田信長が「桶狭間の戦い」の前に勝利を祈願したことでも有名な熱田神宮。

この戦いに勝利した信長はこの塀を奉納。信長塀と言われるようになったのだそう。

土と石灰を油で練り固め、瓦を積み重ねたとても頑丈な作り。
ミルフィーユみたい。
長さは短くなったものの造りは当時のままだそう。


神楽殿。

そこから左に進むと本宮。

向かって右側には絵馬やお守りが置いてある本宮授与所がありました。

この見える門は拝殿といい、一般の参拝客はここまで。
御神体の草薙神剣がある本殿へ立ち入ることは神職の方でも容易に立ち入れないとのこと。とても神聖な場所。

お参りを終えて振り向くと大きな鳥居が。(ここで正門から入らなかったことに気付く。)

参道を戻りながら色々見ていると大楠が。

熱田神宮には7本の大楠がありこれは3番目に大きいらしい。

参道に沿って、熱田神宮の歴史とこれまでに参拝した人々(戦国大名など)のパネルがありとても勉強になりました。

本当は数々の歴史的な品を遺しているという併設の宝物館にも行きたかったんだけど年末は休館ということで残念。

しばらく参道を散策してもう一度本宮の方へ。

向かって右側の「こころの小径」から更に本殿の裏側までまわってみます。
神楽殿の右側から本宮の左側にぐるっと抜ける道。
こちらは撮影禁止。

進んで少し歩くと小さな池が。
水をつかさどる神様である「罔象女神」が祀られている清水社。ここで眼を洗えば眼がよくなり、肌を洗えば肌がきれいになるという信仰があるそう。

柄杓が用意されており池の真ん中にある石塔に3度水をかけてお願い事をすると願い事がかなうとの言い伝えがあるそうで人だかりが。

その先には大楠(2番目に大きいとのこと。)

天照大御神の荒魂をお祀りした一之御前神社、本殿の裏側など。

この小径は自然溢れるというよりまるで森の中。自然の中にお邪魔させて頂いているような気持ちになりました。

2012年12月から一般公開されたようです。

小径を抜け参道に戻り、食事ができるテラスを見つけました。

熱田神宮の「宮」を取り、宮きしめんと名付けられているこちらは熱田神宮発祥とのこと。

この日はすごく寒かったので温かいものに惹かれ…
一番シンプルな宮きしめんを注文。他にも色々メニューありましたが完売も多く見られました。

お客さんとても多い。というか食べている利用客を見てあまりに美味しそうでみんな吸い寄せられるように注文していた。笑

たっぷりの鰹節と醤油ベースのスープがとても美味しかった!
宮の蒲鉾も可愛い。

食事場所から少し奥に行くと二十五丁橋が見えます。
25枚の板石で造られた太鼓橋で名古屋で最古の石橋だそう。

駅に戻る道で南禅寺、上野東照宮とともに日本三大灯籠にも数えられている佐久間灯籠も。

昔はお伊勢参りの前に熱田神宮(熱田神社)へお参りする風習があったそう。
どちらも訪れることができて良かったです。

伊勢で日の出を見て、中部国際空港で日の入りを。

良い休日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?