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CINKメンバーインタビュー①「ベトナム×スポーツ産業」

皆さんこんにちは、CINKインターン生のひかるです!
今回はCINK FOOTBALL SQUAREの新企画、MEMBER INTERVIEWスタートします!メンバー1人1人に焦点を当て、これまでのキャリアやサッカーとの関わり、CINKの活動について聞いていきます。

記念すべき1回目はベトナム在住の松田尚也さん。宮城県出身で、高校までの環境を変えたいのとスポーツの勉強をしたいという思いから大学は神奈川大学へ進学。大学卒業後は日本企業での2年間働いた後にワーキングホリデーでオーストラリアへ。その後、2017年からベトナムに渡り、既にベトナムでの生活を始めて5年目になる。国内外問わず様々なところでキャリアを積み重ねてきた松田さんのこれまでの人生を見ていく。

~PROFILE~

高野(インタビュワー):まずは自己紹介をお願いします。

松田尚也(以下、松田):松田尚也です。宮城県出身で、高校卒業後に神奈川へ渡り、大学卒業後は2年間日本企業で働いていました。その後は元々東南アジアへ行きたいという思いが強かったため英語の習得もかねてオーストラリアへ渡りました。英語圏でのワーホリはカナダとオーストラリアが選択肢にあったのですが、暖かそうだったのでオーストラリアを選びました(笑)。ワーホリ後は半年ほどフリーターとして資金を調達してからベトナムに渡りました。今年でベトナムは5年目ですね。

高野:ベトナム5年目ですか、長いですね!
ベトナムの生活は日本と比べていかがですか?

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ベトナムの街の風景

松田:いやいや、まだまだこれからですよ~(笑)!最初は東南アジア経由でヨーロッパに住もうと思っていたんですけどね。ここまで来たらもうずっとベトナムに住んでいた方が自分のキャリアを考えた上でも良いのではないかなと。
ベトナムは思ったより住みやすいですね。小さいカフェにもWi-Fiもありますし。町もそんなに大きくないのでバイクでいつでも気軽に友達と会ったりできますね。アジア人もオープンな人が多くてサッカーを通して多くの友人ができましたね。あとは日本食レストランも多いですし、ベトナム料理も嫌いじゃないので食事の面でも困ったことはないです。強いて言うなら騒音問題はありますね、近所の工事の音とか近隣住民が家の中で大音量でカラオケしてたり(笑)。

~WORK~

高野:これまでのキャリアについてもお聞かせください。日本企業での2年間とベトナムに渡ってからどのようなお仕事をされていたのですか?

松田:
大学卒業後の2年間は教材販売の会社に就職しました。オーストラリアでのワーホリ後、ベトナムでは最初の3年弱、日系の旅行会社で働いていました。2020年のコロナのタイミングで観光業も絡んでいるIT企業に転職、その後そのIT企業が譲渡されてしまい、観光業の絡んだ事業が無くなったので去年の11月に退社しました。現在は転職の準備を進めています。

高野:今後のキャリアではどのような分野に携わっていきたいとお考えですか?もしキャリアの面での目標などがあれば教えてください!

松田:大学の時に学んでいたこともあり、スポーツに絡んで仕事をしたいと思っています。もちろんベトナムのスポーツ企業で働くことも考えましたが、サッカークラブもそんな多いわけではないので難しいと感じました。そのため、今は私がこれまで携わってきた観光業を交えながら「スポーツ×観光業」をテーマにベトナムのスポーツ経済を盛り上げていきたいと考えています。ベトナムのスポーツはまだビジネスとしてなっておらず、これから盛り上がる可能性は大いにあるので私がその一端を担えたらと思います。

~SOCCER~

高野:松田さんのこれまでのサッカー人生についても教えてください!

松田:サッカーを始めたのは小学4年生でした。チームにゴールキーパーが不足していたのでキーパーにコンバートしました。それから高校サッカー引退まではキーパーとしてプレーしていました。大学では勉学に集中するためにサッカー部には所属せずにフットサルサークルや社会人チームでプレーする程度でした。

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オーストラリアのチームの活動写真

2年間の社会人経験を経てオーストラリアへ行った時に久しぶりにサッカーを始めました。この時からキーパーではなくフィールドでプレーしました。日本人が私1人だったのでチームメイトが私のプレーを日本の基準として見てくるんですよ。なので良いプレーをした時は「自分のプレーで日本サッカーのイメージ上がったな」という感覚でしたね。
ベトナムでは社会人リーグに所属しており、私のチームはフランス人やイギリス人、ベトナム人はもちろん、南米出身の人もいます。ベトナムにいながら世界中の人と英語でコミュニケーションを取りサッカーをできているのは非常に新鮮ですし楽しいですね。ベトナムでプレーしていて思うのは「個」が強いということです。受け手が欲しいタイミングでパスを出すのではなく、個人での突破を試みて厳しいと感じたら味方にパスを出す。この考え方は日本にいたときはなかったですね。

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~CINK~
高野:
CINKの活動についてもお伺いします。参加しようと思ったきっかけは何ですか?

松田:きっかけは10月に行われたWorld Football Summit 報告会でした(*イベントのまとめについては下記参照)。私はベトナムに住んでいるのでヨーロッパのサッカー界で活躍されている方のお話を聞くことができたのは非常に貴重で、メンバーシップへの登録を決めました。

高野:メンバーとして参加して良かったと思ったことや、これからの活動で学びたいことはありますか?

松田:まず、活動に参加して良かったと思うことは実際にサッカークラブの経営陣とディスカッションができることですね。私の将来の夢は「ベトナムのスポーツ界を盛り上げる」ですが、CINKの活動ではベトナム関係なく、現在行われているプロジェクトで何かしらの形で結果を残したいと考えています。それが自ずと自分の将来にも繋がると思っています。

~TO CLOSE~

高野:最後になりますが改めて今後の個人のキャリアや人生での目標を教えてください!

松田:「ベトナムでのスポーツ経済を盛り上げる」が私のキーワードであり目標です。この目標の達成を目指して、CINKやベトナムで様々な方と交流しながら情報交換や経験の蓄積を継続し、今後のキャリアを構築していきたいと思います。

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2年前のベトナムのチームメイトとの忘年会

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松田さん、今回は貴重なお話ありがとうございました。松田さんのこれまでのキャリアは非常に興味深く、今後の活動にも目が離せません!

CINK FOOTBALL SQUAREは「サッカー文化を広げる」をテーマに女子サッカー、障がい者サッカーなど多角的な面からサッカーを紐解いていきます。また、サッカーに携わる様々な分野(コーチング、ビジネスなど)で活躍されている方を招いてセッションやイベントを開催しております。サッカーとの関わり方は十人十色であり、サッカーという共通項を通して年齢、性別、立場を超えて時間を共有する広場(Square)、それがCINK FOOTBALL SQUAREです!みなさん是非ご参加ください!

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