なぜか彼らを愛しすぎてる
前回の記事に載せたこちらの写真。
下鴨神社さんの言社(ことしゃ)と呼ばれるお社の説明書きです。
干支の守護神とされているそうです。
これを見て、「おや、これは非常に興味深いことが起こっている!」と思いました。
一旦、神名を書き起こしてみます。
私の日記を読んでくださってる方ならば、いくつか慣れ親しんだお名前を発見できるかもしれません。
まず右上の「大物主神」。
「オオモノヌシ」は、初代オホナムチ様、二代目クシヒコ様と続く、ホツマツタエに書かれている役職名ですね。
次に右下の「大国主神」。
これは記紀に書かれている神名ですが、一般的にはオホナムチ様のことであるとされています。
ホツマツタエでは、クシヒコ様がニニキネ様より「ヲコヌシ」の名を賜り、「オオクンヌシ」などとも呼ばれていたことから、元々は大国主=クシヒコ様のことではないかなと思います。
また記紀では、同じくオオモノヌシであったクシミカタマ様のことも「大国主」として書かれている様です。
時が経ち大物主と大国主が混ざっていったため、現在はどの方が祀られているのか判りづらくなっている事が多いですね。
まとめますと「大国主神」は、オホナムチ様、クシヒコ様、クシミカタマ様、いずれかの御方を指していると言えるでしょう。
次に「大国魂神」。
これは、クシヒコ様がアマテル様より賜った「ヤマトヲヲコノミタマカミ」という尊称のことかなと思います。
各地にある大国魂(大國魂)神社さんでは、「大国魂神」や「大国主神」が御祭神として祀られています。
クシヒコ様はニニキネ様にお仕えされていた時期がありますので、ニニキネ様が一緒に祀られている場合の「大国主」はクシヒコ様の可能性が高いですね!
胸熱です♡
次に「顕国魂神」。
「ウツシクニタマ」は、ツガルの地でのオホナムチ様の尊称です。
左側真ん中の「大己貴神」。
これはそのままオホナムチ様。
あと二つの「志固男神」「八千矛神」を調べたところ、古事記においては両方とも「大国主」の別名だそうです!
全てまとめるとこうです!!!
どんだけオオモノヌシ系列推しなの。
愛が強すぎて、この神社を建てた方に伺ってみたいですよね。
なぜ今は「干支の守護神」として祀られているのか分かりませんが。
兎にも角にも、調べたことで別名をたくさん知ることができて楽しかったです。
今日もおやっとさあです。
また次回。