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ソサノヲ家次男、コトヤソ様

続きまして、ソサノヲ家第四子・次男のコトヤソ様!!
コトヤソ様はリーディング中にお会いしたことはないので、こちらからお声がけしてご登場いただきました!


実はコトヤソ様、初見では何も結んでいないシンプルな長髪のお姿でした。
私はそのお姿に心の中で、
「おおお〜〜〜・・・・そういえばシンプル長髪の男神様って割といらっしゃるんだよな〜」
と、描き分けどうしようなどという要らぬ思考を巡らせておりましたところ、コトヤソ様がそれを汲んで下さいました。


ほ、惚れる!!!ありがたい!!!

コトヤソ様は「事八十神」という名で祀られており、兄弟姉妹と一緒に御祭神となっているところもあるようです。
兵庫県の天一神社さんではイソタケルノミコト(オオヤヒコ様のことらしい)、オオヤヒメ様、ツマツヒメ様、スセリヒメ様たちと一緒に祀られています。

また、京都の伏見稲荷神社さんの御祭神で四大神が居られます。
諸説あるみたいですが、『式内社調査報告』では四大神について、五十猛命(オオヤヒコ様)、大屋姫、抓津姫、事八十神の四柱の神としている様です。

さらに私、氣付いてしまったことが!!

記紀で、大国主さんに八十神というたくさんの異母兄弟が居られることが書かれています。
コトヤソ様はその音から、「異八十」という漢字をあてることができます。
これにより「たくさんの異母兄弟」という意味に変化して記紀に載っているのではと思いました。

「八十神」は「多くの神々・神々の総称」という意味で使われているので、神社に「事八十神」と書いてあればたくさんの神様が祀られているんだなと一般的に捉えられると思います。
しかし、ヒトリヒメ様の記事の時も書いたように、神社に特定のどなたかでない神様を御祭神として祀るというのは個人的にしっくりきません。

ちなみに、タケミカツチ様は一人娘である姫様にイミナ(真名)をつけなかったらしく、ホツマツタエでは単に「ヒメ」と書かれていることも多いです。
御祭神で「比売神」「比売大神」と書かれていることがありますが、これは通常、「特定の神の名前ではなく、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すもの」とされているみたいです。

私は、「これってヒトリヒメ様のことなんじゃないか・・・・?」と密かに思っています。
神社で、特定のどなたかでない方を祀るって、なんだかしっくり来ないんですよね〜個人的に。


事八十神様がホツマツタエでいう兄弟姉妹神と一緒に祀られていることを見ると、やっぱりホツマツタエってちゃんと繋がっているのが面白いなあ〜すごいなあ〜と思います!!



多くの神、として祀られているからか、コトヤソ様のご神徳などを調べても出てきませんでした。

しかし!!
私の思考を汲み取って、髪型を変えてくださったコトヤソ様のお優しさ!!!
その優しさに包まれたなら、きっと目に映る全てのことはメッセージ。(ユーミン)
ということで、カーテンを開いて静かな木漏れ日を浴びたいと思います。



今日もおやっとさあです。
また次回。




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