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嫉妬するからインスタとFBはセミリタイア

色んなところで書かれてる議論や見解には触れず、個人的に感じたインスタやFacebookで感じる嫉妬について、きょうは書きたい。


振り返れば私のSNS歴史は

①mixi

②Facebook

③Twitter

④Instagram

⑤note

という割と時代の順に開拓してきた。
この中でmixi以外はアカウントはまだ保持しているので、一応はユーザということになるのだろうか。

でも実際には②と④はほとんど見なくなった。


Facebookはもともと海外にいる友人と繋がるように使っていた。日本の友人が使い始めるより少し早く使用してた頃は、遠く離れた友達の近況を知れたりメッセージやり取りできたり、写真の共有ができたり、、、と私にとってそこは世界旅行であり、友達がいる学校のような場所であり、そこに“行く”のが楽しかった。
 

その半年後くらいから、大学の友人からリクエスト申請が届くようになった。
実はこの時点で私は「Facebook=海外の友達と繋がるための場」として使いたかったので、こっそりリクエストは放置(無視)していたりしてた。
(性格が悪い、心の狭い女であることが露呈されますなぁ…)

でもここで更に私のダサいところは、私がリクエストを放置している間、周りの友人達の間ではFacebookにおけるやり取りが活発に行われていてその輪に入れない!と気にしてから、自らリクエストしなおしたりする、なーんてことあった。ダサさの極みである。


で、

やっぱり心配していたことはその通り起こったわけだ。
それはSNS上で謎の嫉妬、謎の自慢大会。そう「リア充」という流行ワード全盛期の頃かもしれない。リア充の見せつけ合いするのもされるのも疲れた。

ほんで、それは今でもたまに見ると感じてしまうこと。
社会人になって面白いのは、この嫉妬のたぐいが、女同士に限らず同じ会社の男性社員に対しても感じるようになってしまったことだ。
これは文末に(笑)をつけたいくらい、自分ではびっくりなことだった。


学生時代は、比較の対象は同性でしかなかった。
・どんな休日の過ごし方してるか
・どんな交友関係か
・どんな服装と化粧して、どんなに盛れてるか
・どんな所に旅行にいったか
・どれだけ家族と仲良いか

などなど、

一枚の写真とキャプションからこれでもか、これでもかと「充実した私ぶり」をみんな発信していて、インスタに繋がる写真でのアピールが加速していった

それはもうmixiの比じゃなかった。


Facebookは写真をメインとした、他人にも共有可能なアルバムのようなツールでもあったし、“読む”ことよりも“見る”情報量が多い。


そしてこれが会社の男性社員だと

・自分がどれだけ良いところに住んでるのか
・自分がどれだけ仕事ができる人間なのか
・仕事以外にもこんな資格とってます!こんなキャリア築いて俺やる気に満ち溢れてます!

みたいな感じだろうか?
女子だけじゃなかったんだね、このリア充アピールは…とこの1年くらいで知った(笑)

ここに関しては嫉妬というよりも、なんかもう、“前向きな俺”、“波に乗ってる自分”というポジティブオーラ全開の内容に、『もうお腹いっぱいっすわー』みたいな感じになっちゃうわけだ。
 

Instagramは更にこれが増し増ししたケースなので割愛するが、とにかく写真ってパッと見た瞬間に伝達される情報量が多い、かつ、あまりにも分かりやすいがゆえに疲れる、というのが私の感想。

出来事を文字に起こす作業は写真よりも手間がかかる。それに正確に描写するにも、読んでもらう文章にするには語彙力や文の構成を考える力からなる表現力が必要だ。 

写真よりも時間のかかる作業だと思う。

それに比べて写真はあっという間に出来事を切り取ることができる。情景描写が一瞬。
しかも加工するほどそれ事実以上に壮大でロマンチックな形に昇華されていく。

肉を足していく程魅力的に見えるローストビーフ丼加工のようなものだ。食べたらもうお腹いっぱいなんですけど、状態。



ただ、Twitterやmixiでも嫉妬や、変な深読みして疲れた経験がなくはないので、基本的に近いとこにいる友人とはSNSでつながらない方が精神衛生上ベターという結論にいたっている。



文章書くのって難しいなぁ、と思うけど、だからこそ50音を駆使してつくるほうが、一生懸命になれる。
いまこの1ページに真剣に向きあえる。

あと読む方が自分のなかの想像がふくらむから自由で楽しい。

私はこっちが好みって話だ。

嫉妬しちゃう自分ある程度は仕方ないし、だったら嫉妬しちゃうような場からは逃げちゃえって、セミリタイア宣言。


2〜3年も放置してたら既にセミリタイア感あるけどな(笑)

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#日記
#エッセイ
#嫉妬しない
#ソーシャルメディアとの付き合い方

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