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セックス自由婚への道のり①

こんにちは えりさです。

セックス自由婚がしたかった私ですが、それはもちろんニッチな願望でした。婚活の道のりをお話しする前に、まず先に、私の結婚観をご提示します。

〜〜〜えりさの結婚観(ver.性)〜〜〜

夫婦は生活子育てのパートナーであり、1番大切な相手であることは肝に銘じること。そのうえで、お互いの性欲の量や性癖の範囲はその状況によって変わるので、夫婦間のセックス有無に関わらず、それぞれの性生活は尊重されるべきであること。
家庭存続のために、異性関係をトラブルとしないこと、またトラブルを持ち込まないこと。

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結婚観を満たす相手と出逢うため、えりさはとにかく行動しました。

まずは遊び場から、、
いわゆるアンダーグラウンドの場で結婚相手を探しました。しかし、遊びのパートナーではなく生活子育てのパートナーが欲しいとなると、相手は皆無でした。(タイミングが良ければ出逢いはあったかもしれませんが、数年業界を見てきて至難の業であると言わざるを得ません。)そもそも既婚者が多いのです。

ではセオリーに則って、出逢いの場として結婚相談所や治安の良いマッチングアプリを利用する場合、、

セックスタイミングどころか子供が欲しいかどうかも、NGワードになりうる。(特に男性から女性は顕著)

これは本当に非効率的だと思いました。
セックスレスや不貞行為が原因で離婚する夫婦が多いのだから、先に価値観のすり合わせをすべきです。年収と同じくらい、大切なことではないでしょうか?

えりさが結婚したいと思った第一の理由は、子育てがしたいから。真面目に。

そして、これも同率一位の理由ですが、人生のパートナーとしてがっちりした絆を結びつつ、セックスに自由が欲しかったから。真面目に。
セックス問題をお互いがトラブルに発展させない夫婦になりたかったのです。


結婚しなくても幸せになれる時代…このキャッチコピーは秀逸ですね。そう、結婚はもはや目的ではなく、ひとつの手段や過程でしかないのです。その結婚を幸せにするかどうかは自分次第なのです。

まずは、結婚相手を選ぶときの自分の優先順位を考えました。

👑自分の理念を理解し容認して、子育て願望がある人

結論から申し上げますと、セックス自由結婚することが出来ました。


しかしかなりハードでありました。
普通の人の婚活スピードの5倍です。
ひと月で25名とやりとりをしました。

簡単に結婚相談所のシステムを説明します。
顔写真・年収・身長体重・学歴・趣味などが検索できるアプリから、気になる方を探して「お見合い申し込み」をします(されます)。初回お見合いはシティホテルのカフェなどで60分で、解散後にまた会いたいかどうかの返答をします。お互いがもう一度会って話したいと報告すると「仮交際」となり次回デートを計画します。仮交際の状態は同時進行出来ますが、いわゆるお付き合いの状態である「本交際」は1人に絞らないといけません。本交際を経て成婚退会となります。

驚きのポイントがいくつかありまして、
お見合い申込を受諾してしまった場合、いかなる理由でもキャンセル出来ない。(罰金発生)
仮交際になったらいかなる理由でも、一度はデートしないといけない(罰金発生)

苦労しました。軽い気持ちでお見合い申込を受諾し、休日や余暇は全てお見合いに潰れました。
多い人で月に5〜10名くらいとお見合いするそうですが、早々に25名とのやり取りが決定してしまったのです。

自身のプロフィールには「妊活」というワードや好奇心旺盛というワードをわざと散りばめ、ちょっと風変わりな婚活女子だぞとアピールしていました。

とはいえ、いきなり「お互いセックス相手は自由にしませんか?」などとは発言できないので、ジャブを打ちつつ、初回の1時間お茶タイムで様子を探ります。

初回で信念を全員に伝えて、大丈夫な人を拾い上げよう…と考えていましたが、それは1日で辞めました。

自分で勝手にアウティングをしているようなものです。しんどい。

性的な話題は出すだけで【驚かれる】前提です。そりゃそうです。セックスのセの字、夫婦生活なんてワードを男性会員が発しようものなら即苦情に繋がるわけですから。

まずはその理論を受容して、そもそも冷静に思考できる相手かどうかを見極める必要がありました。



長くなりますので②に続きます

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