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【現代詩】ヨーロピアン・カヌーの郵便番号20357―30485

猫に求められる時の静けさが永遠に続けば争いなど発生しない扉が開く鏡が開いて反射が君を縛り上げる薄れゆく意識――微小な風船を撒き散らしたように振る雨の種類は食べることと日々の暮らしへのグラデーションにも似て資本的な思想をいくつかに紛れさせたまま窓ガラスによって仕立て上げられたアールデコ調の山手線の蓋を重たくさせる。衝撃的なブロー工事費用の献身さにもかかわらず君は綱引きの綱をなめらかな刺し身に仕立てて躍起になっている鋼のようなブロー高潔に輝く生命の樹よ君の靴紐について語りたい君の手について君の顎について語ろうではないか夜風に吹かれたままの赤い人々白いレースG20。
うなじに見えたのは飛行樹焦ることはない樹はすべてを知っていて僕らの空想を許してくれるかみさま君のトラウマを刳りたいもうやめろ何もかもが奪われたまま物事に同一化する手段もないまま時間が金に変わる状況はどんな気持ちだと僕は樹に問いただすしかし考えてみれば質問するべき対象などいなかったことに気づいた僕は僕の行き過ぎる記憶の中でいつの間にか古代神殿の片隅で耐えている彼女のことを親身に想うのであった反射の無い鏡がそこにはある僕自身の意識感情には決してたどり着けないであろう彼女の悲嘆彼女の試みそのような思考を続けるにせよ僕のかみは束の間の休息にも聖インクを奪われ続けているのかもしれないそれが例えば半月の真下にいるのだとしてももうやめろリズミカルに言えども高潔な奴らはこの街でファックすることはないローンチすることもないだろう結局この街の機能は個人が定めるんじゃないんだ全体が規定するんだここは東の社会包摂共和国それで満足そうなんだろうな外国人向け観光本は言うだろう刺激的な街並みだしかし従来の文化は失われている街だ秘境を求める気取った奴らは読むだろうここにはすでに残骸しかない我々が求めているのは計画された植樹ではないその統合を失った調べをやめろ!
あるいは想像の星図想像の冬の晴天のように夢の島は浮かぶ鬱屈は封じ込めるような代物ではない目覚めた後も淵を彷徨う悪夢(悪とは断定できない)街の中月明かり全てが等しく半分目覚めている全てが等しく半分眠っている今宵は幸福を見た猫耳のついた女の子アジスアベバの竹下通りで拾った林の中のロッジで暮らしていた辿り着くためには海を超えなければならない水面は鏡であり現実の反射ではない反射の無い鏡を見つめなければならないある種の扉でありつま先を踏み入れる価値のある空間がその先に広がっているのだエレベーターガールよ私は私の欲望を達成するのが怖い私は私の肉体を使うのが怖い我々は鏡の中の海の先の林の中で生きているかみさまぼさつさま救われたいんだすぐそこに見える〒。
夢の島「意思の無いシステムにお前が生まれてきた理由を問いただしてみる『マカロン』と奴は一言だけ放った俺はマカロンを買った高島屋奴は言った『ハンバーガー』俺はMに行った奴は言った『ケツエキ』俺は献血をした奴は言った『オショク』俺は汚職をした奴は言った『カクメイ』俺はカクメイを聴いた奴は言った『〒』俺は〒を教えた奴は言った『ニジュウサンサイ』俺は二十三才をヤメタ」。
まだ話は続いているサンタクロース立ち話三日月スラッシュで先導するコンドルが悲鳴をあげているこれは僕の話である君についての物語ではない(断定できる)食パンにピーナッツ・バターを塗るたまには朝早くからカフェに行ってみる夜遅くに映画を観たくなる食べ放題でハメを外す報われぬ仕事適当に済ましてしまう電波の海に潜り込んでは山手を見つけて登っては極みの途中で諦めてしまう缶詰の蓋を開けて明日の水やりを考えるそう僕の話兌換紙幣捨てないようご協力ください横断歩道は出汁が取れそう黙ってろダマッテロと奴は言うじゃあ黙っていただけの精神補償は誰がしてくれるんだ説いてしまうと話がメッシュのようにややこしくなるもう逃げ出したくなる放り投げてもいいかいと誰かに許可を得たくなる電話口には実は誰もいない君の相手をしているのはAIなのだAIが君に強烈な不満を投げかけているお客様の代わりのヨーロピアン・カヌー顧客の感情を揺り動かさないために発明された装置企業かみさま双方にとって利点があると思われたからこそ今君はAIに話しかけてる的確正確いつの間にか君は動物園のクジャク思いつくのだマッチングサイト。
剥き出しの不安がライフスタイルを殴りに来るある朝起きると僕は僕のレモネードを失っていた君は君のテディベアを失っていた君の片腕僕の樹液我らの山手線は失われ公共の利益とハンバーガーの骨格標本の上をダンゴムシが歩いていた雨上がり遊歩道のあちこちに洪水から逃げ出した海月たちが蠢いていた新宿のマチュピチュ不気味な足踏みが産み出されている残響は今のところ見つかっていない。
発酵し続ける過去の微笑みは青紫色の雨上がりの海辺の反射をマトモに受け止めきれずにその口角はパインアップルの棘のように核崩壊のように活動を起こす水族館のウミガメの露。
あ!
パチンコ屋さんの大きな金歯が見える!
怠惰な黒に包まれている腕時計の一種僕らは一人ひとりに与えられたネオンサインに過ぎなくてそれでいて壮絶な番組に疲れた身を任せてしまうような気圧にすぎないのかもしれないとのかもしれないかも・かも・モダン僕らのモダン契約は続くお前が何を思っているのかは関係ないたった一つ必要なのは何を吸っているのかだ何を支配しているかなんだ一体何に生を悩まされているんだと俺は思う一体何が失われてしまったのか一体何がこれからどうなるんだどうにかしてくれ俺一人に責任を押し付けるのはどうかやめてくれああ吊ってやるともガラスの靴いずれにせよどれを正解にするにせよ僕らの生きる世界は目薬の主成分路の上で似合うものが見つけられないどんなに頑張ってみたって〇ree〇i〇i国道一三四のやり取り君の手作りの樹君の手作りの羽毛君の手作りの枕でなければ初夜の慈しみは永遠に奪われてしまうのだと基準を設けてしまう。
長方形の台から真円の球は数学的リズムに基づいた預言者のようなムハンマドであってハーレムの流行りものはダイヤから南京錠に変わったでも電力プランを変える暇はない電気的な抵抗電気的な停電による無音静寂の店内。
プリンセスプレゼントプレミアムステルダムの空港第2ビルでは盆踊り実行委員会によるプレゼンテーションが始まっている社会保険料を伴わないコンクルージョンの実現セメントの母乳が浴衣の胸を蒸らして皮膚のあちこちに第一症状としての湿疹が忍び寄るような行き先不明のバスタしかしそれは人々のせいでありシステムの分かりづらさまで費やされる時間を考慮しているといつの間にか議題のバスは出発してデータ上では何も残らないもっともシートに座る人間が何を考えているかは知らないましてや今を動かしているシステムが何を考えてシステムたるシステム的思考を毎時更新しているのかなどどんな人間も知らないじゃあお前のシステムを俺は叱ろうと思うそれは俺を叱るいくつかの顧客と完璧な対等として同じ思考として。
不気味な融合を果たした目の奥の物質1―う―4。
思念体の中に激しい痛みを抱えているデパス47錠でも解決不能な生命の穴。
虚数分解走りゆくイメージの彼方に一枚のコトパクシ山。
つま先立ちのエレベーターガールは痙攣する超然たる星雲たち。
コカ・コーラ状に広がる目の先に広辞苑的なみたらし団子的な文化構想のレーザービーム。
どうしてもたどり着けないフォロワーを抱えた老人たちの眠れる美女。
極力強力に育てた個体の八重歯は二転三転獅子のうなじへと飛べ!
アルミホイルに包んだイヤホンで交響楽団の先には色しか見えないつまり何も見えてないMP3イッツオールライトと決めつけた時代が終わる誰の責任問題なんだ誰の責任問題なんだ一般開架エアラインや適切な紙袋に気を使っている場合じゃないとインチキまがいの方向に走っている不健康な体型を維持するがために適切にキヌアを蓄積し続けている超合理的なキャビア消費プランテーション農場の水辺線ダダイズムミライなタワー初夏の風おしゃれな帽子山沈降し続ける貨物船屋形船クォーツムーブメントとりあえず金髪Europa¥Takashimaya生花製の一眼レフ肌寒いから結婚しよう水煙草維管束飲み干してツタンカーメンはミントの香り柔軟サマーウォーズ開催予定地和水溶の葦原みるく(17)。
雪国される天の川全く邪魔な日食が今この大地に振りかかろうとしているディッシュは太陽の弱点を突いてしまうために皿を然るべき方向に構えている僕は光を直視できる眼鏡を身につけるこの街では誰も日食なんて気にしちゃいないそれよりも明日明後日の生活が心配だしかしこの日は違った鏡の海に潜んでいた河童たちが聖女ウミガメの警告も聞かずについに現実へと〒舵を切ったのだ僕はただ見つめている一人の河童不敵な表情そして見知らぬ河童の見知らぬ心理学責務が一気に壊れてしまう。
エストニアラピスラズリスーパースターセール適当にぶち込んでこれはこれで食べれなくはないけれどもごま油をからめてキャビンアテンダント照り焼き。
肩にラジオカセットを立てかけている竹下通り救助袋の説明方法を暗唱してもみるくは十代に戻れない車いすのマーク・ジェイコブス東北を旅すれば美味しいものでも見つかるだろうと油断大敵。
ネグリジェの根腐れ理学療法士。
ペースト状のスペイン征服。
羅針盤を片手に持ってみるそれなりの重さがあるけれどもそれは決して運命や頸動脈の話ではないから目立たない時計を身に着けてみよう紫外線のために海月を食べよう恐るべき国産調味料阿知須安倍場奴ら啄むしか脳のないさとりら鳩の足元派遣蟻足元派遣熊虫歴史の中に君の運命は既に置き去られているASMR(当社調べ平成17年現在)パジャマパーティーの洗濯女!
三日月のラメ入りクロワッサンは失敗じゃねえかとBATA CO., LTD.に向かって暴力作られた映像下敷きになる四恩は二十二時の誰もいないクリスマスのように不可能のように切ない卒業アルバムは月額一万二千円で私営ロッカーに封印されている国民年金保険料御御御付今日は純粋培養三大義務三大権利君の三千世界は0点0実働0税金知の披歴学歴0コンプレックス都バスでリバタリアニズム。
WAKAME/TYAN CO., LTD.重大な犯罪を犯した今の心情を教えてくれよ組織罪状を申し上げるにも至らないただ貴殿はつかの間のひとときに安らぎを与えてくれる存在だったけれども無知だった滅びるだけの豊饒を豊饒のままに入れ墨した気持ちは分からなくもないでも敢えて聴こうか貴殿のお住まい?
踝の細胞が靴擦れに悩まされているアスピリンをいくら飲んでも靴は君の肉ではないという事実に気づいた牧場の牛は不思議な発情のアリスに悩まされているいくらトランプゲームに挑んでも負けてしまう彼のゲノムの塔共感できるもので共感していようではないか用を足す事で秘境足り得る牛工場(@^^)/~~~。
憂鬱な蚊のマグネット。
白妙の鳥はテディベアの目を突いて踊る。
海中戦争「俺は昨夜、何らかの峠を越えた俺はマトモじゃない人間のマトモじゃない矯正係受付可能な事務作業は固定されている俺は産婆じゃない俺はお前のかみさまじゃない俺は一つのシステムの清掃人保険料の重荷で数万円も引かれる人間に過ぎない
俺をランク・アップさせたいのなら給料を上げろ俺に恋させたいのなら出会いの場を提供しろ俺に自殺させたいのなら森の崖まで連れて行け俺に歌わせたいのなら果てしのない神話を提供しろ俺に服役させたいのなら兌換紙幣を提供しろ俺に兵役させたいのなら戦争を提供しろ」。
嘘なんかつけやしないただの付け焼刃的放課後に訪れたのはビジネスメールゴースト振りかける奇跡汁ひそひそ相続人細分化モザイク訪れてくつ下平野の腹に一物木肌は関東皆様TVインタビュー失敗中指(原寸大〒)。
闇夜では育たないチョコチップクッキーの群れに違法路上ライブ幻滅中指で炎剛峯寺日曜みたいに陳列されてるふざけてるのか育み育ててイキるだけの能力を我が子に与えて恐れ入ります一戸建てエアコン数台電子レンジ一台引き返せないよアルマス広場(フィクションでしか知らない〒)夜占部一生踊ってれば良いん兌換紙幣掴めるさはきはき頼むよ補聴器アリスアルマス。
線路の交差点からグロテス・クメガネの似合うあの人がまさか風船を割るなんて思わなかったんだ理論的血の休日。
二度と俺の前で小気味よいシーツを叩かないでもらおうありのままのコンセントが今君に愛の告白をする。
一体からだひとつで深海魚マグマ蝶結び。
歪んでしまったねソファー製品番号kt29ーe。
僕たちは僕らの世界観をかき回されないがために各種の厄介なテストを義務的にくぐり抜けてきたというのにいざ社会と呼ぶべきものへ脱出した結果によってくぐり抜けることを諦めたような人間と対峙しなければならないのはなぜなのか僕にはわからない僕らは点数的な高みの先に自らの自己実現を約束してくれるような極楽が待っていてくれると無意識的に教わりながら自身の将来を夢みていたのかもしれない指導要領の血管国家の鼓動動体視力検査を通勤に頼るな!
限りなく神経を害するために作られた一つの家具。
二つの家具。
三つ四つでくねくね倒産くねくね破産(T_T)/~~。
剥き出しのテディベアが僕を殴りに来る次の朝起きると僕は僕のダンゴムシを失っていた僕の公共の利益を失っていた今日は妖怪に会う予定がある銀の紙袋が憤然と頭から飛び出ていってもう千鳥格子の積乱雲。
貴重品の左手でしわを直すな膿を生むであろう濃い色の使いが領収証を渡しに来るだろう。
激しい夢の中に鮮やかな朝のベルトの色を蹴るだろうであろうソラニユメニスト。
循環器捕獲の常習犯都会新宿のホームレス老人缶詰の中の硬貨の中の指紋の中の戦争の神ゆにくろ。
ツイ廃したものごとでさえ妻はもう無情式場。
いずれも同じ変圧器の異常な事態に僕はもう耐えきれない耐えられない絶えぬとどうして言い切ることさえもああいい気分だな山田太郎よお前がいつでも架空の人物なら。
ソビエト大地は電気情報のためのケーブルに過ぎずエントロピーという言葉をもっと宗教的に言い換えられる宗教的リーダーはこの世には存在しないのか?
電子と繋がるという事情がそれほどに偉いのか偉くないのか僕は始終考えている揺れ動いている魂揺れ動けない肉のアスファルトの毛布に身をくるめると黒猫のように銀の貝殻が眩しい木組みの風来坊よあるがままの言葉で君だけに伝えたいけれどもいつの間にか僕自身の中から失われたものが失われるという規則によって失われてしまった生誕日君のはいつだったろう思ってみればそんなことを聴く暇もないくらい僕らは浸れていたのだね街の光レンチの闇ああどうか君だけが世界中で一番幸せな存在であるとの祝福が君自身に与えられますようにああどうか僕だけが世界中で一番幸せな存在であるとの祝福が僕自身に与えられますよう。
はいアスファルトの上を歩いていたんです職場に向かって午前七時そうしたらいきなり目の前が真っ暗になって何も覚えていないんです呼吸が少し苦しかったのは覚えてますあああと彼女が迎えに来てくれました海を渡ってきてくれたみたいなんです猫耳がぼんやりと見えましたそこで意識は途切れました私の話は以上ですいいですか今君に猫耳をつけます――〒〒
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全てを一時停止させたまま五階から飛び降りてみようかと相談するそれはやめといた方が良いとAIビンガム段々畑を乗り越えて20357年新宿で輪廻の過去に話しかける分かってるさ死んだって何も楽にならないことくらい死は確実な停止だと言いながら誰も死は確実な停止(の一種)だと本当の事を言ってくれない猫耳の身体のあらゆる穴に蚊のマグネットを仕掛けたエーテル何も気づかない失血それは死なのか哲学的な死経済的な死政治的な死化学的な死天文的な死じゃあ言わせてもらう彼女は今も僕の中で生き続けているなんて気障だと馬鹿な話だ私の前世はウミガメなんだよなんて耳元でそんなこと信じられるか時の老人が言うんだお前の前世はクジャクだったとそんなこと信じられるか節度にしがみついているこの都市食物連鎖二四世紀即死警備員半ズボン会社員全裸その他入れ墨インターネット安全崩壊でアナログルネサンス古物のおてんば探偵御用達こんこんおっとアリバイがありますね二人組の男女一方は領収書を引き裂いている片方手紙を焼いている別々の部屋もう一つの映像探偵103号室。
騙されていた騙されていた二度と諦めきれない男女関係そのままにしてオーブントースターで北海道真冬当然東京零下0左手を温めに使うなでなで焼き立てノース・ポール。
令嬢の希望を僕は目指そうとしている揺らいでいる揺らいでいる単純な喜び単純な恐怖いつの日か全てがオパールのように燃え尽きて僕らの流星は君への夏の目薬やあまた会ったなあピーナッツ・バターおっと俺を責めるなよできるだけはやくお前に勝ちたいんだできるだけ尊敬を保ってそれでいてバラの咲き始める季節よりも遅くアジサイの咲き始める季節よりも早く言い訳なんて何も必要ない肝臓心臓たったそれだけで生きてる物怖じしてる場合じゃないんだ今すぐ君のトラウマを解き放ってくれ君の靴擦れを解き放ってくれ君の卵円孔を解き放ってくれ君のMP3を解き放ってくれ君の晴天を君の8GBを君の君じゃないものを解き放ってくれお前に勝ちたいんだもっとマトモにだいじょうぶだよでも根拠はそう「目覚めよ」と夜ごと獣神に喰われるとぺぼっるるぺっととぼ。
意志と感情の相違全てが等しく無益な発奮全てが等しく無益な憂鬱感じているものだけに囚われているまるで制服のままシてしまうような違反を鏡は業務時間の中で映している決して幸福にはなりえないであろう脳内物質の分泌を如何に抑えるべきかそんなことばかりを考えながら人生を君のものではない時間に捧げる時間それはどんな気持ちだ一字一句違わずに僕に教えてはくれないか僕はある酒場にいた首を貯蔵している倉庫を見させてもらった猫のつややかな剥製が並ぶ僕は自分の中にありふれた感情が湧いて出るのを感じたそれは一つの正しい泉であったこの街でやっと見つけた一つのダムその水面は光り輝いている貯蔵庫の中かすかな黴くささの範疇で君は河童を妊娠している。
やさぐれた気分はもういい他人のビニール傘に穴を開けてしまえば良い他人のスクリーンは拾って叩きつけてやればいいそのくらいの度胸もないのなら二度と生まれてくるべきではないのだと精神的なスライスチーズが踝に話しかけている恐れ多くも。
時の肉体よお前の交歓を嗅がせてはくれないかいつしか契約が燃え尽きてしまうその前に一緒に展望台を見に行こう轍がばれないように棘を抜き去ってしまえばいいそして最後には東京2020消えてしまう思い出せなくなってしまう人口ゼロの害虫たちはもはや外でも街でも害でも何でもないインカの魂よお前の交歓を味見させてはくれないか予言された洪水が来る俺は然るべき香水と食料を持って乗るだろうヨーロピアン・カヌー例の隠し場所は〒20357―30485。
フルタイム8時間の勤務のあちこちで発条がぶちぎれるみたいにおぞましい反発が巨大な客として押し寄せるチェーンストア街頭では中華系の外国人がスーツケース持って大声で喚き散らしていやがるその上の車両隔たり横断歩道爆発寸前の都会人の片隅で同じ外国語を話すドラッグストアの店員が拡声器片手にエナジードリンクを勧めていやがるああそういえばそいつはかつて24時間連続だったか240時間連続だったかそのくらいの勤務時間を求めていやがったあれから俺たちはいくらか進歩してこのくらいの安らぎで済むんだって思ったらじゃあ俺の16時間は歴史的建造物としてこの青天井に羽ばたいてくれ極限まで太れる活字中毒者――扉が開く鏡が開いて反射が僕を縛り上げる薄れゆく意識。 
魂の抜けた疑問を顧客たちはそれぞれのやり方で君に問いただす君は頭の皿を回すのに夢中で懐中電灯を落としてしまう論理が森の中に塞がれ詩情が海に沈められ観衆が罵声を飛ばす罵声がさらなる罵声を呼ぶパフォーマンスの不完全さに君は完全に気づいている輪廻のことなど無視して君は君の居場所を見つけたいけれども今更になって観客の一員として引っ込むほどの箱舟はまだ完成してはいない、
しかし、
否、
僕は知っている僕は僕自身のためにウミガメになろう――
お電話ありがとうございます!

文章は他の創作物に比べ、古都のようなもので、お金を頂くのはもう粋じゃないのかもしれません。 ただ、あなたのサポートで、私が未来の古都づくりに少しでも参加できるのなら、こんなに嬉しい事はありません。私は文章の住人であり続けたいのです。 あたたかなご支援の程、よろしくお願い致します。