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自分で選ぶ

(いつだったかの星のたね合宿でみんなで描いた絵。これにタイトルをつけて、みんなで踊りを創りました。・・・タイトル・・・なんだったっけな・・・)

今月から主宰しているダンスの場(星のたね)のクラスを増やしました
曜日も増やしてみたのだけれど、蓋を開けてみると・・・
あれれ?増やした曜日の希望者がほとんどいない・・・
う~ん、そうかあ・・・若干もやっとしつつも、受けとめてみる

これもなにかの采配かもね・・・もし誰も来なかったら来なかったで、
自分の為に使うとか、なにか考えればいいか・・・と思っていたら

まだ曜日を迷っていた子のうちから連絡が入る
「1人でもいい。その曜日にする!と本人が言っているんですが・・・いいですか・・・?」

その子のところには予め「新設クラスだと1人だけの可能性もあります」
とは伝えていたのだけど、まあ、みんなのいるクラスを選ぶかな、と思っていた

まだ1年生だし、この1年生の学年が人数も一番多く、保育園時代からずっと同じメンバーで、学校も同じで、今までの星のたねメンバーには珍しく、同学年でかたまっている感じの学年だったから

そんな中で1人で違う曜日を選んだ
本人の意思で

おお!
いいよ、いいよ、そういうのとってもいい!
その気持ち、抱きしめたくなる
(もちろん、みんなと一緒の曜日を選んだ子も、本人の大切な気持ち。
どっちも素敵だね!)

いや、もうこれは一人だろうがなんだろうが、クラスはオープンしますよね
迷うことなく

そして、初マンツーマンクラス

私も彼女とのマンツーマンは初めてだったから、
さて、彼女とどんなクラスをしようか・・・
どんな風にクラスに来るのかな・・・緊張してるかな・・・
(私がちょっと緊張・・・)

入ってきた彼女は“私、1人でダンスやるの!”というような少し誇らしげな、
嬉しそうな様子が身体いっぱいから滲み出ていた

そうだよね、自分で選んで、自分で来たんだもんね!

1時間、彼女とどんな風にやろうかな・・・と考えていたけれど、
彼女の方がどんどんとクラスをリードしていく

創造力とエネルギーを大爆発させて、1時間じゃ終わらない笑

この子、こんなものを裡に秘めていたのか・・・圧倒されました

年中さんで入ってきたときは、しょっちゅう「今日は踊れない」
とか「足が痛いから踊れない」とか「お腹痛いから踊れない」とか
「今日は見てる」とか言って踊れない日も多かったし、踊れた日でも、
誰か、例えば次のクラスの子とかが部屋に入ってきた途端に
踊れなくなっちゃう、とかだったのに!

人から見たら「これダンスクラス?」というような半分遊びのような
クラスだったのだけど、身体と創造力をいっぱい使って、
思い切り動いて、これはダンスそのものではないのか?!

クラスの間中、これすごいな、すごいな!と感心しっぱなしでした

他の子たちのクラスの参考にもすごくなったし、
彼女にいっぱい教えてもらいました

そうだね、わからないときは子どもたちからも教えてもらえばいいんだね!

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