世界を変えたのは疫病だった【いきなり未来になった】

今年度のはじめからずっとテレワークを続けています。

僕の職業はパワポエンジニアなのでテレワークでも全然仕事がまわります。VPN + RDP環境のため、パワポのレスポンスが悪くてイライラする事もありますが、まあ、半年以上続けていたら慣れてしまいました。

テレワークというと、生産性うんぬんといったことがしばしば話題になります。上がるという論陣をはる人もいれば、下がるという論陣をはる人もいます。僕自身で言えば、むしろ効率化したことのほうが多いです。

* 技術イベントがオンラインになり、半日つかわなくてもよくなった
* 社内打ち合わせで会議室が不要になった(万年、枯渇していた)
* 相性の悪い上司と顔を合わせることが減り、ストレスが激減した

また、もしかしたら仕事の生産性以上に普段のライフスタイルに変化があったのかもしれません。もともと会社の近くに住んでいるので、通勤時間とか満員電車とかは関係ありませんが、日常生活のルーティーンは大きく変わりました。

* 誰とも会わないので、ひげ剃りをしなくなった
* ワイシャツを着ないので、毎日の洗濯物が減った
* 昼休みにFit Boxingをするようになった
* 会社帰り、居酒屋で同僚とくだを巻くことがなくなった
* 外に出るのが億劫なので、食事は通販＆Uberに頼るようになった

こうして書いてみると、なんだか囚人のような生活(笑)

是々非々はあるにしろ、トータルでは満足した生活になったと思います。若干、HSP気味なので、長時間、他人と対面で過ごすことが苦手というのもあります。

コロナはもちろん悲惨な疫病ですが、社会課題を解決した面もあります。たとえば長時間通勤だったり、満員電車だったり、東京一極集中だったり、遠隔医療だったり、都市の排気ガスだったり。たりたり。まるで夢みていた10年後の未来が来たかのようです。一年前の自分に「来年、こんな社会課題は解決するよ」と言っても信じてもらえないでしょう。不謹慎ですが「コロナ、バンザイ！」と感じてしまうこともままあります。世界を変えたのは政治でも技術でもなく、疫病でした。

最近はみんな飽きてきて、アフターコロナとかニューノーマルとか新しい生活様式とか言われますが、私達は未来を経験したのだから、良いところは継続して行きたいと思います。社会課題を抱えたままの世界には戻りたくありません。

で、何が言いたいかといえば、
なんで今月から出社しなきゃいけないんだろう(泣)

おわり。

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